次の方法で共有


データ ソース ビューでの論理主キーの定義 (Analysis Services)

データ ソース ビュー ウィザードとデータ ソース ビュー デザイナでは、データベース テーブルから生成されたデータ ソース ビューにテーブルを追加した場合、そのテーブルの主キーが自動的に定義されます。ただし、データ ソース ビューの主キーは手動で定義しなければならない場合があります。

パフォーマンスまたは設計上の理由から、データ ソース内のテーブルに主キー列が明示的に定義されていない場合があります。名前付きクエリおよびビューでも、テーブルの主キー列が省略されることがあります。テーブル、ビュー、または名前付きクエリに物理主キーが定義されていない場合は、データ ソース ビュー デザイナでテーブル、ビュー、または名前付きクエリの論理主キーを手動で定義できます。

ms174570.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
論理主キーを設定するオプションは、主キーを持たないテーブルにのみ使用できます。

論理主キーには、名前付き計算を含む、任意の列を使用できます。論理主キーを作成すると、データ ソース ビューに一意の制約が作成され、主キー制約として設定されます。選択したテーブルで指定されている他の既存の論理主キーは削除されます。

Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) では、テーブル内のレコードを一意に識別したり、ディメンション テーブル内のキー列を識別したり、テーブル、ビュー、および名前付きクエリ間のリレーションシップをサポートしたりするために主キーが必要になります。これらのリレーションシップを使用して、基になるデータ ソースからデータやメタデータを取得するためのクエリを作成したり、高度なビジネス インテリジェンス機能を活用したりできます。

ms174570.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
主キーとして指定された列は、列の隣に鍵の記号が付いた状態で [テーブル] ペインや [スキーマ] ペインに表示されます。

データ ソース ビューで論理主キーを設定する手順については、「データ ソース ビュー デザイナを使用して論理主キーを設定または変更する方法」を参照してください。

参照

処理手順

データ ソース ビュー デザイナを使用してデータ ソース ビューのオブジェクトを表示する方法

概念

データ ソース ビューの操作 (Analysis Services)

その他の技術情報

データ ソース ビューの操作について (SSAS)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 4 月 14 日

変更内容 :