sp_replmonitorhelppublisher (Transact-SQL)
ディストリビュータに関連付けられた 1 つ以上のパブリッシャに関する現在の状態情報を返します。このストアド プロシージャは、レプリケーションの監視に使用され、ディストリビュータ側でディストリビューション データベースについて実行されます。
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構文
sp_replmonitorhelppublisher [ [ @publisher = ] 'publisher' ]
[ , [ @refreshpolicy = ] refreshpolicy ]
引数
- [ @publisher= ] 'publisher'
状態を監視しているパブリッシャの名前を指定します。publisher のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。NULL の場合、ディストリビュータを使用するすべてのパブリッシャに対して情報が返されます。
- [ @refreshpolicy= ] refreshpolicy
内部使用のみ。
結果セット
| 列名 | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
publisher |
sysname |
パブリッシャの名前です。 |
distribution_db |
sysname |
指定されたパブリッシャによって使用されるディストリビューション データベースの名前です。 |
status |
int |
このパブリッシャ側のパブリケーションに関連付けられているすべてのレプリケーション エージェントの最大の状態です。次のいずれかの値をとります。 1 = 開始 2 = 成功 3 = 実行中 4 = アイドル 5 = 再試行中 6 = 失敗 |
warning |
int |
このパブリッシャ側のパブリケーションに属しているサブスクリプションによって生成される最大しきい値警告です。次の 1 つ以上の値の論理和になります。 1 = expiration : トランザクション パブリケーションに対するサブスクリプションが、保有期間のしきい値の範囲内で同期されていません。 2 = latency : トランザクション パブリッシャからサブスクライバにデータをレプリケートするのにかかった時間が、秒単位でしきい値を超えています。 4 = mergeexpiration : マージ パブリケーションに対するサブスクリプションが、保有期間のしきい値の範囲内で同期されていません。 8 = mergefastrunduration : 高速ネットワーク接続を使用して、マージ サブスクリプションの同期を完了するのにかかった時間が、秒単位のしきい値を超えています。 16 = mergeslowrunduration : 低速またはダイヤルアップ ネットワーク接続を使用して、マージ サブスクリプションの同期を完了するのにかかった時間が、秒単位のしきい値を超えています。 32 = mergefastrunspeed : 高速ネットワーク接続を使用したマージ サブスクリプションの同期中の行の配信率が、1 秒あたりの行数で表された配信率のしきい値を維持できませんでした。 64 = mergeslowrunspeed : 低速またはダイヤルアップ ネットワーク接続を使用したマージ サブスクリプションの同期中の行の配信率が、1 秒あたりの行数で表された配信率のしきい値を維持できませんでした。 |
publicationcount |
int |
パブリッシャに属しているパブリケーションの数です。 |
解説
sp_replmonitorhelppublisher は、すべての種類のレプリケーションで使用します。
権限
sp_replmonitorhelppublisher を実行できるのは、ディストリビュータの固定サーバー ロール sysadmin のメンバ、またはディストリビューション データベース内の固定データベース ロール db_owner または replmonitor のメンバだけです。
戻り値
成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。
参照
その他の技術情報
レプリケーションをプログラムから監視する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)