コンテナとしてのソリューション
ソリューションによって、関連プロジェクトをグループとしてまとめる方法を管理できます。1 つのソリューションには、1 つのプロジェクトのみ、または、開発チームが共同で構築する複数のプロジェクトを含めることができます。複雑なデータベース アプリケーションの場合は、複数のソリューションが必要になる可能性もあります。
ソリューションを使用すると、プロジェクト ファイルやスクリプトや接続の管理の詳細すべてを確認する手間を省いて、プロジェクトの開発に集中できます。Microsoft SQL Server Management Studio の各ソリューションでは、以下の作業を実行できます。
- SQL Server Management Studio の同じインスタンス内の複数のプロジェクトの操作
- 特定のプロジェクトに適用される関連項目の操作
- ソリューションまたはプロジェクトのコンテキスト外で開くその他のファイルの管理
- ソース ファイルの管理
新しいプロジェクトを作成すると、SQL Server Management Studio によって自動的にソリューションが生成されます。ソリューションが作成されたら、必要に応じて、このソリューションに他のプロジェクトを追加できます。デザイナでスタンドアロン ファイルを修正する方法として、プロジェクトのない空のソリューションを作成することも可能です。
ソリューションに含まれるプロジェクトやファイルを管理するために、ソリューション エクスプローラに表示されるソリューション全体のツリー ビューを利用できます。
SQL Server Management Studio では、ソリューションの定義が 2 つのファイルに格納されています。つまり、ソリューション定義 (.sqlsln) ファイルとソリューション ユーザー オプション (.sqlsuo) ファイルです。
ソリューション定義ファイルには、ソリューションに関連付けられているプロジェクトの一覧など、ソリューションを定義するメタデータが含まれています。
参照
処理手順
概念
ソリューション、プロジェクト、および項目の紹介
その他のファイル
プロジェクト アイテム
コンテナとしてのプロジェクト