sp_replsetoriginator (Transact-SQL)
双方向のトランザクション レプリケーションでのループバックの検出および処理を開始するために使用されます。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。
構文
sp_replsetoriginator [ @server_name= ] 'server_name'
, [ @database_name= ] 'database_name'
引数
- [ @server_name=] 'server_name'
トランザクションが適用されるサーバーの名前を指定します。originating_server のデータ型は sysname で、既定値はありません。
- [ @database_name=] 'database_name'
トランザクションが適用されるデータベースの名前を指定します。originating_db のデータ型は sysname で、既定値はありません。
解説
sp_replsetoriginator は、レプリケーションが適用するトランザクションのソースを記録するために、ディストリビューション エージェントによって実行されます。この情報は、ループバック プロパティ セットを持つ双方向のトランザクション サブスクリプションに対するループバックの検出を開始するために使用されます。
権限
sp_replsetoriginator を実行できるのは、パブリッシャの sysadmin 固定サーバー ロールのメンバ、パブリケーション データベースの db_owner 固定データベース ロールのメンバ、またはパブリケーション アクセス リスト (PAL) に登録されたユーザーだけです。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
参照
関連項目
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)