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[変更のマージ] オプションまたは [権限の確認] オプションを設定する方法

このトピックでは、Microsoft SQL Server 2005 の [変更のマージ] オプションと Microsoft SQL Server 2000 の [権限の確認] オプションを構成する方法について学習します。[変更のマージ] オプションを有効にすると、データ変更をパブリッシャにアップロードする権限がマージ エージェントに与えられます。

SQL Server 2005 で [変更のマージ] オプションを構成するには

  1. SQL Server を実行しているコンピュータで SQL Server Management Studio を起動します。起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server] をポイントして [SQL Server Management Studio] をクリックします。

  2. オブジェクト エクスプローラで、パブリケーションが格納されているコンピュータを展開し、[レプリケーション]、[パブリケーション] を順に展開します。

  3. パブリケーション名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[アーティクル] ページを選択します。

  4. アーティクルを選択し、[アーティクルのプロパティ] をクリックして [反転表示されたテーブル アーティクルのプロパティを設定] を選択します。[アーティクルのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

    メモ :
    [すべてのテーブル アーティクルのプロパティを設定] を選択すると、パブリケーション全体のプロパティを設定することもできます。
  5. プロパティの一覧の [変更のマージ] セクションで、INSERT、UPDATE、および DELETE の権限を true または false に設定できます。これらのプロパティを true に設定すると、パブリッシャでのデータの挿入、更新、または削除の権限を持つユーザー ID でマージ エージェントが実行されていることが、SQL Server によって確認されます。

SQL Server 2000 で [権限の確認] オプションを構成するには

  1. SQL Server を実行しているコンピュータで SQL Server Enterprise Manager を起動します。起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server] をポイントして [Enterprise Manager] をクリックします。

  2. コンソール ツリーで、[Microsoft SQL Servers]、[SQL Server グループ]、パブリケーションを格納しているコンピュータ、[データベース]、およびパブリッシュしているデータベースの順に展開します。[パブリケーション] をクリックします。

  3. パブリケーション名を右クリックし [プロパティ] をクリックして、[アーティクル] をクリックします。

  4. 構成するパブリッシュ済みアーティクルのプロパティ ボタン ([...]) をクリックします。[テーブル アーティクルのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. [マージ変更] タブをクリックします。

  6. [権限の確認] で、[INSERT]、[UPDATE]、および [DELETE] の各チェック ボックスをオンにできます。これらのボックスをオンにすると、パブリッシャでのデータの挿入、更新、または削除の権限を持つユーザー ID でマージ エージェントが実行されていることが、SQL Server によって確認されます。

セキュリティ

[権限の確認] または [変更のマージ] オプションを指定すると、マージ エージェントのログオンがパブリケーション データベースで INSERT、UPDATE、DELETE の各ステートメントを実行する権限を持っていることが SQL Server によって確認されます。

参照

概念

[変更のマージ] オプションの構成

ヘルプおよび情報

SQL Server Compact Edition のサポートについて