XPath クエリ内での算術演算子の指定 (SQLXML 4.0)
以下の例では、XPath クエリに算術演算子を指定する方法を示します。この例の XPath クエリは、SampleSchema1.xml に格納されているマッピング スキーマに対して指定されます。このサンプル スキーマの詳細については、「XPath の例で使用する注釈付き XSD スキーマのサンプル (SQLXML 4.0)」を参照してください。
例
A. * 算術演算子を指定する
この XPath クエリでは、指定された述語を満たす <OrderDetail> 要素が返されます。
/child::OrderDetail[@UnitPrice * @Quantity = 12.350]
このクエリでは、child
は軸で、OrderDetail
はノード テストです。<element> ノードは child 軸の主ノードなので、OrderDetail が <element node> の場合は TRUE になります。ここではすべての <OrderDetail> 要素ノードに対し、述語内のテストが適用され、条件を満たすノードだけが返されます。
メモ : |
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XPath の数値は倍精度浮動小数点数であり、例のように浮動小数点数を比較する場合は丸めが実行されます。 |
マッピング スキーマに対して XPath クエリをテストするには
サンプル スキーマ コードをコピーして、テキスト ファイルに貼り付け、SampleSchema1.xml として保存します。
次のテンプレート (ArithmeticOperatorA.xml) を作成し、SampleSchema1.xml を保存したディレクトリに保存します。
<ROOT xmlns:sql="urn:schemas-microsoft-com:xml-sql"> <sql:xpath-query mapping-schema="SampleSchema1.xml"> /OrderDetail[@UnitPrice * @OrderQty = 12.350] </sql:xpath-query> </ROOT>
マッピング スキーマ (SampleSchema1.xml) に指定するディレクトリ パスは、テンプレートを保存するディレクトリに対する相対パスです。次のように、絶対パスを指定することもできます。
mapping-schema="C:\MyDir\SampleSchema1.xml"
SQLXML 4.0 テスト スクリプト (sqlxml4test.vbs) を作成し、それを使用してテンプレートを実行します。
詳細については、「ADO を使用した、SQLXML 4.0 クエリの実行」を参照してください。
Here is the partial result set of the template execution:
<ROOT xmlns:sql="urn:schemas-microsoft-com:xml-sql">
<OrderDetail ProductID="Prod-709" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
<OrderDetail ProductID="Prod-709" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
<OrderDetail ProductID="Prod-709" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
<OrderDetail ProductID="Prod-709" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
<OrderDetail ProductID="Prod-709" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
<OrderDetail ProductID="Prod-709" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
<OrderDetail ProductID="Prod-709" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
<OrderDetail ProductID="Prod-710" UnitPrice="6.175" OrderQty="2" UnitPriceDiscount="0" />
...
</ROOT>