Notification Services のインスタンスをスタンバイ サーバーに切り替える方法
ログ配布とデータベース ミラーリングを使用して、スタンバイ サーバーでインスタンス データベースとアプリケーション データベースを管理できます。スタンバイ サーバーを使用する必要がある場合は、Notification Services のインスタンスを再登録および更新する必要があります。このトピックでは、Notification Services のインスタンスをスタンバイ サーバーに切り替えるための一般的な手順を示します。
重要 : |
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Notification Services の配置はすべて、それぞれが異なります。次の手順をガイドラインとして、独自の復旧手順を開発およびテストします。 |
スタンバイ サーバーにインスタンス データベースを移動するには
可能な場合は、Notification Services のインスタンスを停止します。
Notification Services のインスタンスは、データベース サーバーへの接続を頻繁に試みます。インスタンスの実行中にデータベース サーバーがダウンすると、Notification Services は Microsoft Windows アプリケーション イベント ログにエラー メッセージを書き込みます。
スタンバイ データベース サーバーをオンラインにし、インスタンス データベースとアプリケーション データベースを完全に復旧します。詳細については、「ログ配布の操作方法に関するトピック」または「データベース ミラーリングの操作方法について」を参照してください。
Notification Services コマンド プロンプトを開きます。[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server 2005]、[構成ツール] の順にポイントし、[Notification Services コマンド プロンプト] をクリックします。
新しいデータベース サーバー名で Notification Services のインスタンスを登録します。インスタンスがスケールアウトされている場合は、ホストされるイベント プロバイダ、ジェネレータ、ディストリビュータ、サブスクリプション管理インターフェイス、またはホストされないイベント プロバイダを実行する各サーバーにインスタンスを再登録する必要があります。
msdb データベースでインスタンス メタデータを修復します。
- nscontrol repair コマンド を実行します。
インスタンス構成の SQL Server システム名と、アプリケーション定義のホストされるイベント プロバイダ、ジェネレータ、およびディストリビュータのシステム名を変更します。これらの値はパラメータ化して、インスタンスを作成または更新するときに値を指定できます。
Notification Services のインスタンスを無効にします。
インスタンスを更新し、前の手順でデータベースに加えられた変更を適用します。
Notification Services のインスタンスを有効にします。
Notification Services のインスタンスを開始します。
Notification Services のインスタンスの状態を確認します。
メモ : 状態の更新には 30 秒ほどかかる場合があります。
参照
概念
Notification Services でのログ配布またはデータベース ミラーリングの使用
その他の技術情報
高可用性の維持
ログ配布
データベース ミラーリング
インスタンスとアプリケーションの管理に関する操作方法のトピック (Notification Services)