シングルサーバー環境
シングルサーバー環境では、1 台のコンピュータに Microsoft SQL Server 2005 Compact Edition (SQL Server Compact Edition) 環境を構築します。Microsoft インストールするコンポーネントは、SQL Server、インターネット インフォメーション サービス (IIS)、SQL Server 2005 Compact Edition サーバー ツールです。そのコンピュータでは管理者権限が必要です。
シングルサーバー環境のセットアップ
- IIS をインストールします。
- SQL Server 2005 または SQL Server 2000 SP3 以降をインストールします。
- SQL Server Compact Edition サーバー ツールをインストールします。
SQL Server Compact Edition でレプリケーションまたはリモート データ アクセス (RDA) を使用するには、SQL Server Compact Edition サーバー ツールが必要です。SQL Server Compact Edition 環境で IIS を実行するコンピュータが複数ある場合は、IIS を実行する各コンピュータに SQL Server Compact Edition サーバー ツールをインストールする必要があります。SQL Server Compact Edition サーバー ツールをインストールするコンピュータでは、管理者権限が必要です。
メモ : |
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SQL Server 2005 Compact Edition サーバー ツールのインストール後に、SQL Server CE Server Tools 2.0 および SQL Server CE Replication Provider 2.0 をインストールしないでください。同期エラーが発生します。 |
SQL Server Compact Edition サーバー ツール (sqlce30setupen.msi) をインストールすると、デスクトップに次のファイルが追加されます。
コンポーネント | ファイル名 |
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SQL Server Compact Edition サーバー エージェント |
sqlcesa30.dll |
SQL Server Compact Edition レプリケーション プロバイダ |
sqlcerp30.dll |
Web 同期の構成ウィザード |
connwiz30.exe とサポート ファイル |
SQL Server Compact Edition Books Online |
sqlce30.hxs |
SQL Server Compact Edition サーバー ツールをインストールする方法の詳細については、「SQL Server 2005 Compact Edition サーバー ツールをインストールする方法」を参照してください。
メモ : |
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読み取りアクセス許可のない (読み取りアクセスのみを拒否する) ディレクトリに SQL Server Compact Edition サーバー ツールをインストールしようとすると、警告が表示されます。続行してもツールは正常にインストールされますが、アンインストールする際にエラーが発生し、ファイルの登録解除または削除ができなくなります。 |
参照
概念
接続の概要
リモート データ アクセス (RDA) の使用
マージ レプリケーションの使用
その他の技術情報
接続の管理 (SQL Server Compact Edition)