レッスン 2 : sqlcmd を使用した Transact-SQL スクリプト ファイルの実行
sqlcmd を使用して Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスに接続したら、Transact-SQL スクリプト ファイルを作成します。Transact-SQL スクリプト ファイルは、Transact-SQL ステートメント、sqlcmd コマンド、およびスクリプト変数を組み合わせて記述できるテキスト ファイルです。
メモ帳を使用して簡単な Transact-SQL スクリプト ファイルを作成するには
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[アクセサリ] の順にポイントして、[メモ帳] をクリックします。
次の Transact-SQL コードをコピーして、メモ帳に貼り付けます。
USE AdventureWorks GO SELECT c.FirstName + ' ' + c.LastName AS 'Employee Name', a.AddressLine1, a.AddressLine2 , a.City, a.PostalCode FROM Person.Contact AS c INNER JOIN HumanResources.Employee AS e ON c.ContactID = e.ContactID INNER JOIN HumanResources.EmployeeAddress ea ON ea.EmployeeID = e.EmployeeID INNER JOIN Person.Address AS a ON a.AddressID = ea.AddressID GO
作成したファイルを [myScript.sql] という名前で C ドライブに保存します。
スクリプト ファイルを実行するには
コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
コマンド プロンプト ウィンドウで、「sqlcmd -S myServer\instanceName -i C:\myScript.sql」と入力します。
Enter キーを押します。
Adventure Works の従業員名と住所の一覧がコマンド プロンプト ウィンドウに出力されます。
出力をテキスト ファイルに保存するには
コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
コマンド プロンプト ウィンドウで、「sqlcmd -S myServer\instanceName -i C:\myScript.sql -o C:\EmpAdds.txt」と入力します。
Enter キーを押します。
コマンド プロンプト ウィンドウには何も出力されません。代わりに、EmpAdds.txt ファイルに出力されます。EmpAdds.txt を開くと、この出力を確認できます。
詳細については、「sqlcmd ユーティリティ」を参照してください。