Notification Services の配置済みのインスタンスにアプリケーションを追加する方法 (コマンド プロンプト)
アプリケーションを既存のインスタンスに追加するには、インスタンス構成を変更し、インスタンスを更新する必要があります。以下に、必要な変更内容と、コマンド ライン ユーティリティを使って更新を実行する方法を示します。
メモ : |
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以下に示す手順は、インスタンス構成ファイル (ICF) とアプリケーション定義ファイル (ADF) を使用して Notification Services のインスタンスを構成することを前提としています。Notification Services 管理オブジェクト (NMO) を使用する場合は、Microsoft.SqlServer.Management.Nmo.Instance クラスのメソッドで Notification Services のインスタンスを更新してください。 |
Notification Services の配置済みのインスタンスにアプリケーションを追加するには
新しいアプリケーション用の ADF を作成または取得します。
ICF で以下の操作を行います。
- アプリケーション用の Application ノードを追加します。
- アプリケーションで使用するカスタム プロトコルをすべて Protocols ノードに追加し、新たに使用する配信チャネルをすべて DeliveryChannels ノードに追加します。
- 必要に応じて ParameterDefaults ノードを変更します。
インスタンス データベースとアプリケーション データベースをバックアップします。詳細については、「Notification Services のバックアップと復旧」を参照してください。
[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server 2005]、[構成ツール] を順にポイントします。次に、[Notification Services コマンド プロンプト] をクリックして、コマンド プロンプト ウィンドウを開きます。
次のコマンドを入力して、インスタンスを無効にします。
nscontrol disable -nameinstanceName
次のコマンドを入力して、構成ファイルに行った変更を適用します。
nscontrol update -inconfigurationFile
インスタンスまたはアプリケーションにコマンド ライン パラメータが必要な場合は、nscontrol update コマンドで追加された引数が保持されます。詳細については、「nscontrol update コマンド」を参照してください。
パフォーマンス カウンタを更新するには、-name 引数と -server 引数のみを使用して Notification Services のインスタンスを再登録します。パフォーマンス カウンタを使用しない場合、またはそれらを更新する必要がない場合は、この手順は実行しません。次のコマンドを入力して、インスタンスを再登録します。
- **net stop ns$**instanceName
- nscontrol register -nameinstanceName-serverdatabaseServer
Microsoft SQL Server 認証または引数の暗号化を使用している場合は、この他にもパラメータを指定する必要があります。詳細については、「nscontrol register コマンド」を参照してください。 - **net start ns$**instanceName
メモ : Notification Services のインスタンスが複数のサーバーにスケールアウトされている場合は、各サーバー上のインスタンスを再登録してください。
次のコマンドを入力して、インスタンスを有効にします。
nscontrol enable -nameinstanceName
参照
処理手順
Notification Services の配置済みインスタンスにアプリケーションを追加する方法 (SQL Server Management Studio)
概念
その他の技術情報
インスタンスとアプリケーションの管理に関する操作方法のトピック (Notification Services)