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SQL Server Integration Services (カテゴリから検索)

Microsoft SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) は、データ ウェアハウジングに必要な ETL (抽出、変換、ロード) パッケージなど、高性能なデータ統合ソリューションを作成するためのプラットフォームです。

Integration Services には、パッケージの作成とデバッグを行うためのグラフィック ツールやウィザード、Integration Services を管理するための管理サービス (Integration Services サービス)、Integration Services オブジェクト モデルをプログラミングするためのアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) が用意されています。

Integration Services は、当初 SQL Server 7.0 のコンポーネントとして導入されたデータ変換サービス (DTS) に代わる機能です。

以下の一覧に、Integration Services のインストール方法、概要、使用方法を説明している主なトピックを示します。

セットアップ

  • SQL Server Integration Services のインストール
    このセクションでは、Integration Services をインストールする前の作業、インストールできるコンポーネント、インストールのためのハードウェア要件とセットアップ パスについて説明します。
  • SQL Server 2005 コンポーネントのインストール
    このセクションでは、SQL Server 2005 のすべてのコンポーネントについて説明します。Integration Services の機能を使用するために、SQL Server 2005 の他のコンポーネントをインストールしなければならない場合があります。また、他のコンポーネントに用意されている SQL Server の機能を組み込んだエンタープライズ ソリューションを開発するには、そのコンポーネントをインストールしなければなりません。

概要

  • Integration Services の概要
    このセクションでは、Integration Services の概要を説明します。Integration Services の一般的な使用法、Integration Services のアーキテクチャ、データ統合ソリューションを作成して管理するための Integration Services の各種ツールについての説明が含まれます。
  • Integration Services のオブジェクトと概念
    パッケージを作成するために Integration Services に用意されているオブジェクトについて詳しく説明します。このセクションでは、パッケージのワークフローで各オブジェクトが連携する方法について、およびパッケージの配置、管理、トラブルシューティングを容易にするためにパッケージに組み込める機能について説明しています。

デザインと作成

  • SSIS デザイナでのパッケージの作成
    SSIS デザイナを使用すると、複雑なワークフロー、異種混合データ ソースへの接続、複数のデータ変換、イベント ドリブン ロジックを組み込んだパッケージを作成できます。このセクションでは、SSIS デザイナを使用してパッケージを作成するときに実行する一般的な作業について説明します。
  • パッケージへの拡張機能の追加
    Integration Services パッケージには、トランザクション、チェックポイント、ログ記録などの強力な機能を追加できます。このセクションでは、これらのすべてのトピックについて詳しく説明しています。
  • パッケージ サンプル
    サンプル パッケージを実行したり、調査したりすることによって、Integration Services の最新バージョンの操作方法を学習できます。これらのサンプル パッケージは、Integration Services API ドキュメントにあるサンプル コードでも使用されています。
  • プログラムによるパッケージの作成
    Integration Services のオブジェクト モデルには、多種多様なソースからデータを抽出し、変換し、統合するための柔軟で拡張可能なオブジェクトのコレクションが用意されています。このセクションでは、パッケージに接続とタスクを追加する方法、パッケージの実行時に変数を使用する方法、イベント ハンドラを組み込む方法、ログ記録を有効にする方法を説明します。

配置

  • Integration Services パッケージの配置
    Integration Services には、パッケージを他のサーバーに配置するためのツールが用意されています。このセクションでは、配置ユーティリティを作成する方法や、その配置ユーティリティを実行してパッケージとその依存関係を別のコンピュータにインストールする方法について説明します。

管理

  • データ変換サービス パッケージの移行
    SQL Server 2000 で作成した Integration Services ソリューションを保持するには、パッケージを SQL Server 2005 形式に移行する方法、SQL Server 2000 パッケージを引き続き実行する方法、SQL Server 2000 パッケージを SQL Server 2005 Integration Services ソリューションに追加する方法があります。このセクションでは、それぞれの方法を詳しく説明します。
  • Integration Services の管理
    Integration Services と Integration Services パッケージの管理は、SQL Server Management Studio から行うことができます。このセクションでは、パッケージの実行や Integration Services のセキュリティ管理、パッケージのパフォーマンスの監視など、パッケージ管理のさまざまな面について説明します。

プログラミング

  • プログラミング サンプル
    最新バージョンの Integration Services の操作方法について学習するためのサンプル アプリケーション、サンプル パッケージ、数多くのサンプル コードを提供しています。
  • スクリプトによるパッケージの拡張
    スクリプト タスクとスクリプト コンポーネントを使用することにより、最小限のコードで Integration Services パッケージの制御フローとデータ フローの両方を拡張できます。これらの両オブジェクトでは、強力な Visual Studio for Applications (VSA) 開発環境と Visual Basic .NET プログラミング言語を使用して、Microsoft .NET Framework クラス ライブラリやカスタム アセンブリで提供されるすべての機能を活用できます。スクリプト タスクとスクリプト コンポーネントを使用することで、開発者はカスタム タスクやカスタム データ フロー コンポーネントのインフラストラクチャ コードをすべて記述しなくても、カスタム機能を有効にできます。
  • カスタム オブジェクトを使用したパッケージの拡張
    Integration Services カスタム ソリューションで、スクリプト タスクやスクリプト コンポーネントよりさらに柔軟な設定が必要な場合、または複数のパッケージで再利用できるコンポーネントが必要な場合は、Integration Services オブジェクト モデルを使用すると、カスタム タスク、データ フロー コンポーネント、およびその他のパッケージオブジェクトを、マネージ コードで最初から作成できます。
  • プログラムによるパッケージの作成
    Integration Services のオブジェクト モデルには、多種多様なソースからデータを抽出し、変換し、統合するための柔軟で拡張可能なオブジェクトのコレクションが用意されています。このセクションでは、パッケージに接続とタスクを追加する方法、パッケージの実行時に変数を使用する方法、イベント ハンドラを組み込む方法、ログ記録を有効にする方法を説明します。
  • プログラムによるパッケージの管理
    プログラムによるパッケージの構築」の説明に従い、1 行ずつプログラムを指定して Integration Services パッケージを作成できます。また、クライアント アプリケーションから既存のパッケージのコードを数行だけ読み込んで実行することもできます。このセクションのトピックでは、既存のパッケージをプログラムによって実行する方法、マネージ クライアント アプリケーションからデータ フローの出力にアクセスする方法、および格納されたパッケージおよび実行中のパッケージを管理する方法について説明します。

参照

その他の技術情報

SQL Server Integration Services

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手