リモート サービス バインド
リモート サービス バインドは、ローカル データベース ユーザー、ユーザーの証明書、およびリモート サービスの名前の間のリレーションシップを確立します。Service Broker はリモート サービス バインドを使用して、リモート サービスを対象とするメッセージ交換にダイアログ セキュリティを提供します。
Service Broker では、メッセージ交換の開始時に、発信側サービスをホストするデータベース内の情報を使用してメッセージ交換のユーザーを判別します。ダイアログ セキュリティを使用するメッセージ交換に関与するのは 4 ユーザーです。各データベースは、メッセージ交換の発信側ユーザーおよび対象ユーザーを含む必要があります。メッセージ交換の発信側は、ダイアログを開始するユーザーです。リモート サービス バインドでは、メッセージ交換の対象ユーザーを指定します。発信側サービスは、リモート サービス バインドで ANONYMOUS = ON と指定することによって、リモート データベースで PUBLIC として動作できます。
Service Broker セキュリティの詳細については、「Service Broker のセキュリティに関する注意点」を参照してください。
参照
その他の技術情報
CREATE CERTIFICATE (Transact-SQL)
CREATE LOGIN (Transact-SQL)
CREATE USER (Transact-SQL)
Service Broker のセキュリティに関する注意点
CREATE REMOTE SERVICE BINDING (Transact-SQL)
ALTER REMOTE SERVICE BINDING (Transact-SQL)
DROP REMOTE SERVICE BINDING (Transact-SQL)