nscontrol ユーティリティ
nscontrol ユーティリティは、Microsoft SQL Server 2005 Notification Services を管理するためのコマンド プロンプト ユーティリティです。このユーティリティは、Notification Services のインスタンスおよびアプリケーションを展開、構成、監視、および制御するためのコマンドを提供します。
メモ : |
---|
nscontrol コマンドのさまざまな機能を実行する独自のアプリケーションを開発することができます。詳細については、Notification Services のサーバー管理オブジェクトの「Instance」クラスを参照してください。 |
構文規則
次の規則は nscontrol ユーティリティのすべてのコマンドに適用されます。
- コマンドおよび引数の大文字と小文字は区別されません。
- コマンドの引数は、先頭にハイフン (-) またはスラッシュ (/) のいずれかを付ける必要があります。いずれの記号も同じ意味を持ちます。
- 引数と値の間にはスペースを入力します。
- スペースを含んでいる値は二重引用符 (") で囲みます。
nscontrol コマンド
nscontrol で使用できるコマンドは次のとおりです。
トピック | 説明 |
---|---|
Notification Services の新規インスタンスのインスタンス データベースおよびアプリケーション データベースを作成します。 |
|
Notification Services の既存インスタンスのインスタンス データベースおよびアプリケーション データベースを削除します。 |
|
指定された Notification Services コンポーネントを無効にします。 |
|
配信チャネル引数とイベント プロバイダ引数の暗号化に使用するキーを表示します。 |
|
指定された Notification Services コンポーネントを有効にします。 |
|
インスタンス データベースおよびアプリケーション データベースからメタデータをエクスポートし、アプリケーションごとに 1 つの XML インスタンス構成ファイル (ICF) と 1 つの XML アプリケーション定義ファイル (ADF) を作成します。 |
|
インストールされている Notification Services のバージョンおよび登録されているインスタンスに関する情報を表示します。 |
|
指定された Notification Services インスタンスに対して、msdb データベース内の情報を更新します。 |
|
Notification Services インスタンスに対してレジストリ エントリを作成または更新します。必要な場合は、インスタンスの Windows サービスおよびパフォーマンス カウンタを作成します。 |
|
インスタンスおよびアプリケーションが現在、有効になっているか無効になっているかの状態を表示します。 |
|
インスタンスのレジストリ情報を削除します。Windows サービスやパフォーマンス カウンタが存在する場合は、これらも削除します。 |
|
ICF および ADF のメタデータを、インスタンス データベースおよびアプリケーション データベースのメタデータと比較し、必要な場合は検出された相違点についてデータベースを更新します。 |
|
以前のバージョンの製品を使用して作成された Notification Services インスタンスを現在のバージョンに、または以前のエディションを現在のエディションにアップグレードします。 |
参照
関連項目
Microsoft.SqlServer.Management.Nmo
その他の技術情報
Notification Services の管理
Notification Services の配置