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CreateVirtualDirectory メソッド (WMI MSReportManager_ConfigurationSetting クラス)

  • [アーティクル]

レポート マネージャがインストールされているコンピュータにその仮想ディレクトリを作成します。

構文

Public Sub CreateVirtualDirectory(Name as String, IISPath as String,
    ByRef HRESULT as Int32)

public void CreateVirtualDirectory (string Name, string IISPath, 
    out sint32 HRESULT);

パラメータ

  • Name
    仮想ディレクトリの名前を含む文字列。この名前は、コンピュータ上のインターネット インフォメーション サービス (IIS) によって設定された標準に準拠し、存在していない名前である必要があります。
  • IISPath
    指定された仮想ディレクトリ作成先 Web サイトの IIS パスを含む文字列。
  • HRESULT
    [out] 呼び出しの成功または失敗を示す値。

戻り値

メソッド呼び出しの成功または失敗を示す HRESULT を返します。値 0 は、メソッド呼び出しが成功したことを示します。0 以外の値は、エラーが発生したことを示します。

解説

CreateVirtualDirectory の呼び出しが正常に完了した場合、このクラスの VirtualDirectory プロパティは作成された仮想ディレクトリを含むように更新されます。仮想ディレクトリは、<PathName>\ReportServer ディレクトリを指すように設定されます。ここでは、PathName は Name パラメータに渡された値です。

IISPath に値を指定する必要があります。IIS パスは、仮想ディレクトリが作成されたときにレジストリに格納されます。

CreateVirtualDirectory の呼び出しが正常に完了した後に、SetWebServiceIdentity メソッドを呼び出してユーザー ID と仮想ディレクトリを実行するアプリケーション プールを設定する必要があります。

次の表では、レポート サーバーを実行するオペレーティング システムに基づいて、仮想ディレクトリに対して設定する構成パラメータを説明します。

オペレーティング システム 構成パラメータ

Windows 2000 (すべてのバージョン)
  • VRoot 実行可能ファイルは、.NET Framework 配布の Aspnet_isapi.dll です。
  • Aspnet_isapi.dll はすべての拡張機能を処理します。
  • Aspnet_isapi.dll はすべての動詞を処理します。
  • Windows 統合セキュリティが有効です。
  • 匿名アクセス、基本認証、およびダイジェスト認証が無効です。

Windows XP (すべてのバージョン)
  • VRoot 実行可能ファイルは、.NET Framework 配信の Aspnet_isapi.dll です。
  • Aspnet_isapi.dll はすべての拡張機能を処理します。
  • Aspnet_isapi.dll はすべての動詞を処理します。
  • VRoot がスクリプト エンジンです。
  • VRoot が、ファイルがパスに存在することをチェックする必要がありません。
  • Windows 統合セキュリティが有効です。
  • 匿名アクセス、基本認証、およびダイジェスト認証が無効です。

Windows Server 2003
  • VRoot 実行可能ファイルは、.NET Framework 配信の Aspnet_isapi.dll です。
  • Aspnet_isapi.dll はすべての拡張機能を処理します。
  • Aspnet_isapi.dll はすべての動詞を処理します。
  • VRoot がスクリプト エンジンです。
  • VRoot が、ファイルがパスに存在することをチェックする必要がありません。
  • Windows 統合セキュリティが有効です。
  • VRoot は、常に IIS バージョン 6.0 モードで動作します。
  • 匿名アクセス、基本認証、およびダイジェスト認証が無効です。

Microsoft Windows 2003 で仮想ディレクトリを作成する場合は、次の条件に従ってください。

  • 少なくとも 1 つのアプリケーション プールが存在する必要があります。
  • 既定のアプリケーション プールが存在する場合は、そのプールは作成時に仮想ディレクトリに割り当てられます。
  • 既定のアプリケーション プールが存在しない場合は、作成時に最初のアプリケーション プールが仮想ディレクトリに割り当てられます。

要件

名前空間 :root\Microsoft\SqlServer\ReportServer\v9

プラットフォーム : Windows Server 2003 Datacenter Edition、Windows Server 2003 Enterprise Edition、Windows Server 2003 Standard Edition、Windows Vista、Windows XP Professional Service Pack 2 (SP2) または Service Pack 1 (SP1)、および Windows 2000 (すべてのバージョン)

参照

関連項目

MSReportManager_ConfigurationSetting メンバ

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手