アタッチ可能なサブスクリプション

重要 :
この機能の使用は推奨されず、将来のリリースで削除されます。新しい開発作業では、この機能は使用しないでください。パラメータ化されたフィルタを使用してパーティション分割されたマージ パブリケーションの場合は、新しい機能であるパーティション スナップショットの使用をお勧めします。これにより、多数のサブスクリプションの初期化が簡略化されます。詳細については、「パラメータ化されたフィルタを使用したマージ パブリケーションのスナップショット」を参照してください。パーティション分割されていないパブリケーションの場合は、バックアップを使用してサブスクリプションを初期化できます。詳細については、「スナップショットを使用しないマージ サブスクリプションの初期化」および「スナップショットを使用しないトランザクション サブスクリプションの初期化」を参照してください。

アタッチ可能なサブスクリプション データベース機能を使用すると、パブリッシュされたデータを持つデータベースとプル サブスクリプションをサブスクライバ間で移動することができます。データベースを新しいサブスクライバにアタッチすると、そのデータベースは新しいサブスクライバでパブリケーションに対するプル サブスクリプションを自動的に受け取ります。

アタッチ可能なサブスクリプション データベースを構成するには、以下の手順を実行します。

1. コピーできるようにパブリケーションを構成します。
2. サブスクリプション データベースをコピーします。
3. 新しいサブスクライバへサブスクリプション データベースを転送してアタッチします。
4. サブスクライバで各サブスクリプションのエージェント ジョブを構成します。
5. パブリッシャで各サブスクリプションとパブリケーションを関連付けます。
6. サブスクライバで、各サブスクリプションに対してディストリビューション エージェントまたはマージ エージェントを実行します。

他のサブスクライバへコピーされ、アタッチされたサブスクリプション データベースには、スナップショット レプリケーション、トランザクション レプリケーション、またはマージ レプリケーションによって複数のパブリケーションに対する複数のプル サブスクリプションを格納できます。アタッチ可能なサブスクリプション データベースは、プッシュ サブスクリプションと共に使用することはできず、Microsoft SQL Server 以外のデータベースと互換性がありません。

以下のプロシージャおよびパラメータは、アタッチ可能なサブスクリプションに関連するものです。

• sp_addpublication (Transact-SQL) または sp_addmergepublication (Transact-SQL) の @allow_subscription_copy パラメータ
• sp_copysubscription (Transact-SQL)
• sp_attachsubscription (Transact-SQL)
• sp_addpullsubscription_agent (Transact-SQL) または sp_addmergepullsubscription_agent (Transact-SQL)
• sp_addsubscription (Transact-SQL) または sp_addmergesubscription (Transact-SQL)
• レプリケーション ディストリビューション エージェント または レプリケーション マージ エージェント

参照

概念

SQL Server 2005 レプリケーションの非推奨機能

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手