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ピア ツー ピア トランザクション レプリケーションを構成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)

ピア ツー ピア レプリケーション トポロジの構成は、レプリケーション ストアド プロシージャを使った一連の標準トランザクション パブリケーションおよびサブスクリプションの構成とよく似ています。トポロジを構成する前に、各ノードに初期データが存在する必要があります。この種類のトランザクション レプリケーション トポロジの詳細については、「ピア ツー ピア トランザクション レプリケーション」を参照してください。

ms146914.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
ピア ツー ピア トポロジの各ノードは、パブリッシャとして構成されている必要があります。また、ローカル ディストリビュータまたはリモート ディストリビュータに関連付けられている必要があります。リモート ディストリビュータを使用する場合は、すべてのノードに対して同一のリモート ディストリビュータを使用しないようにしてください。これは、単一地点障害につながるからです。

手順

3 つのノードにピア ツー ピア レプリケーションを設定するには

  1. Microsoft SQL Server バックアップ機能および復元機能を使用して、トポロジ上の各ノードでパブリケーションのデータを初期化します。詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。

  2. ノード A で、sp_addpublication (Transact-SQL) を実行します。@enabled_for_p2ptrue を、@statusactive を、@allow_initialize_from_backuptrue を指定します。

  3. ノード A で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード B の名前を、@destination_db にノード B の対象データベースの名前を、@sync_typereplication support only を指定します。

  4. ノード A で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を再度実行します。ここでは、@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード C の名前を、@destination_db にノード C の対象データベースの名前を、@sync_typereplication support only を指定します。

  5. ノード B で、sp_addpublication (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@enabled_for_p2ptrue を、@statusactive を、@allow_initialize_from_backuptrue を指定します。

  6. ノード B で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード A の名前を、@destination_db にノード A の対象データベースの名前を、@sync_typereplication support only を指定します。

  7. ノード B で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を再度実行します。ここでは、@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード C の名前を、@destination_db にノード C の対象データベースの名前を、@sync_typereplication support only を指定します。

  8. ノード C で、sp_addpublication (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@enabled_for_p2ptrue を、@statusactive を、@allow_initialize_from_backuptrue を指定します。

  9. ノード C で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード A の名前を、@destination_db にノード A の対象データベースの名前を、@sync_typereplication support only を指定します。

  10. ノード C で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を再度実行します。ここでは、@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード B の名前を、@destination_db にノード B の対象データベースの名前を、@sync_typereplication support only を指定します。

参照

処理手順

非パーティション/双方向のトランザクション レプリケーションを構成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)

概念

システム ストアド プロシージャを使用したレプリケーションのプログラミング

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手