ピア ツー ピア トランザクション レプリケーションを構成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
ピア ツー ピア レプリケーション トポロジの構成は、レプリケーション ストアド プロシージャを使った一連の標準トランザクション パブリケーションおよびサブスクリプションの構成とよく似ています。トポロジを構成する前に、各ノードに初期データが存在する必要があります。この種類のトランザクション レプリケーション トポロジの詳細については、「ピア ツー ピア トランザクション レプリケーション」を参照してください。
メモ : |
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ピア ツー ピア トポロジの各ノードは、パブリッシャとして構成されている必要があります。また、ローカル ディストリビュータまたはリモート ディストリビュータに関連付けられている必要があります。リモート ディストリビュータを使用する場合は、すべてのノードに対して同一のリモート ディストリビュータを使用しないようにしてください。これは、単一地点障害につながるからです。 |
手順
3 つのノードにピア ツー ピア レプリケーションを設定するには
Microsoft SQL Server バックアップ機能および復元機能を使用して、トポロジ上の各ノードでパブリケーションのデータを初期化します。詳細については、「バックアップと復元によるデータベースのコピー」を参照してください。
ノード A で、sp_addpublication (Transact-SQL) を実行します。@enabled_for_p2p に true を、@status に active を、@allow_initialize_from_backup に true を指定します。
ノード A で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード B の名前を、@destination_db にノード B の対象データベースの名前を、@sync_type に replication support only を指定します。
ノード A で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を再度実行します。ここでは、@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード C の名前を、@destination_db にノード C の対象データベースの名前を、@sync_type に replication support only を指定します。
ノード B で、sp_addpublication (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@enabled_for_p2p に true を、@status に active を、@allow_initialize_from_backup に true を指定します。
ノード B で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード A の名前を、@destination_db にノード A の対象データベースの名前を、@sync_type に replication support only を指定します。
ノード B で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を再度実行します。ここでは、@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード C の名前を、@destination_db にノード C の対象データベースの名前を、@sync_type に replication support only を指定します。
ノード C で、sp_addpublication (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@enabled_for_p2p に true を、@status に active を、@allow_initialize_from_backup に true を指定します。
ノード C で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を実行します。@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード A の名前を、@destination_db にノード A の対象データベースの名前を、@sync_type に replication support only を指定します。
ノード C で、sp_addsubscription (Transact-SQL) を再度実行します。ここでは、@publication に手順 2. で作成したパブリケーションの名前を、@subscriber にノード B の名前を、@destination_db にノード B の対象データベースの名前を、@sync_type に replication support only を指定します。
参照
処理手順
非パーティション/双方向のトランザクション レプリケーションを構成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)
概念
システム ストアド プロシージャを使用したレプリケーションのプログラミング