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CALL ステートメント (MDX)

現在のスコープで、または指定されたキューブに対して、void を返すストアド プロシージャを実行します。

構文

CALL SP_Name 
      [ (SP_Argument 
            [, SP_Argument ,...n]
      ) ] 
[ON Cube_Expression]

引数

  • SP_Name
    ストアド プロシージャの名前を指定する有効な文字列式です。
  • SP_Argument
    呼び出したストアド プロシージャに渡す引数を指定する有効な文字列式です。
  • Cube_Expression
    キューブの名前を指定する有効な文字列キューブ式です。

解説

CALL ステートメントは、指定された登録済みのストアド プロシージャを実行します。このステートメントには、必要に応じて、指定したストアド プロシージャに渡す 1 つ以上の引数を指定できます。CALL ステートメントの対象になるのは、void を返すストアド プロシージャだけです。MDX 式の中でこのステートメントと他の関数や演算子を併用することはできません。値を返す登録済みのストアド プロシージャについては、MDX 式の中で直接呼び出すことも、MDX の他の関数や演算子と併用することも可能です。

キューブが指定されていない場合は、現在のキューブに対してストアド プロシージャを実行します。

ms145504.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
ストアド プロシージャがクライアントで登録されていない場合、CALL ステートメントは、Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) のインスタンスからストアド プロシージャを呼び出そうとします。

参照

概念

ストアド プロシージャの使用 (MDX)

その他の技術情報

MDX データ操作ステートメント (MDX)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 7 月 17 日

変更内容 :
  • わかりやすくするために構文および引数を更新しました。