次の方法で共有


TupleToStr (MDX)

更新 : 2006 年 7 月 17 日

指定された組に対応する多次元式 (MDX) 形式の文字列を返します。

構文

TupleToStr(Tuple_Expression) 

引数

  • Tuple_Expression
    組を返す有効な多次元式 (MDX) 式です。

解説

この関数は、解析用に組の文字列表記を外部関数に転送する場合に使用します。返される文字列は中かっこ {} で囲まれ、組内で複数のメンバが明示的に定義されている場合は、各メンバがコンマで区切られます。

次の例は、文字列 ([Date].[Calendar Year].&[2001],[Geography].[Geography].[Country].&[United States]) を返します。

WITH MEMBER Measures.x AS TupleToStr 
   ( 
      ([Date].[Calendar Year].&[2001]
         , [Geography].[Geography].[Country].&[United States]
      )
   )   
SELECT Measures.x ON 0
FROM [Adventure Works]

次の例も、上の例と同じ文字列を返します。

WITH SET s AS 
   {
      ([Date].[Calendar Year].&[2001],
         [Geography].[Geography].[Country].&[United States]
      ) 
   }
MEMBER Measures.x AS TupleToStr ( s.Item(0) )
SELECT Measures.x ON 0
FROM [Adventure Works]

参照

関連項目

MDX 関数リファレンス (MDX)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 7 月 17 日

変更内容 :
  • わかりやすくするために構文および引数を更新しました。
  • 更新した例を追加しました。