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Application/Parameters/Parameter の Value 要素 (ICF)

アプリケーション定義ファイル (ADF) に渡すパラメータの値を指定します。

構文

<Applications>
    <Application>
        ...
        <Parameters>
            <Parameter>
                ...
                <Value>

要素の特性

特性 説明

データ型

string。長さは 0 ~ 4,000 文字の範囲です。

既定値

なし。

個数

Parameter 要素につき 1 個 (必須)。

更新

インスタンスの更新時に変更して適用できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

Application/Parameters の Parameter 要素 (ICF)

子要素

なし。

解説

インスタンス構成ファイル (ICF) の Application/Parameters セクションでパラメータ名と値を指定した場合、アプリケーション定義ファイル (ADF) 内の同じ名前のパラメータが、その値で置き換えられます。たとえば、ICF の Application/Parameters セクションに File と Stock.htm というパラメータ名と値のペアがある場合、ADF 内のすべての %File% が Stock.htm で置き換えられます。

使用例

この例では、ADF 内に記述している %DBSystem% パラメータの値を指定しています。この場合、ADF 全体の %DBSystem% が、Value 要素に指定した DBServer01 で置き換えられます。

<Parameter>
    <Name>DBSystem</Name>
    <Value>DBServer01</Value>
</Parameter>

この例では、NSSystem という名前の ADF のパラメータの値を、ICF のパラメータから取得しています。ICF のパラメータ %NSServer% の値を、インスタンス構成ファイル (ICF) の ParameterDefaults セクションで指定するか、インスタンスの作成時に指定する必要があります。

<Parameter>
    <Name>DistributorSystem</Name>
    <Value>%NSServer%</Value>
</Parameter>

たとえば、ICF の ParameterDefaults セクションで %NSServer% の値を指定できます。

<ParameterDefaults>
    <Parameter>
        <Name>NSServer</Name>
        <Value>Server01</Value>
    </Parameter>
</ParameterDefaults>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

概念

インスタンス構成ファイルのリファレンス

その他の技術情報

アプリケーションとインスタンスの関連付け
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手