Notification Services のバージョン情報を表示する方法
Notification Services では、インスタンスの作成時、更新時、およびアップグレード時に使用する Notification Services のバージョンとエディションがインスタンス データベースに格納されます。また、インスタンスの登録時に必要となるバージョンは Microsoft Windows レジストリに格納されます。Notification Services のインスタンスを移行すると、これらの情報が更新されます。
Windows レジストリとインスタンス データベースのバージョンが一致しない場合、Notification Services のインスタンスは起動しません。インスタンスを移行した後、起動に問題が発生した場合は、次の手順に従ってバージョンとエディションの情報を確認してください。
手順
製品とレジストリのバージョンを表示するには
オブジェクト エクスプローラで Notification Services を右クリックし、[バージョンの一覧] をクリックします。
[バージョンの一覧] ダイアログ ボックスには、ローカルに登録されているインスタンスのみが表示されます。インスタンスのバージョン番号は、インスタンスのレジストリ エントリのバージョンです。
メモ : |
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Microsoft SQL Server Management Studio がインストールされていないサーバーでは、Notification Services コマンド プロンプトから nscontrol listversions を実行してください。 |
データベースのバージョンを表示するには
SQL Server Management Studio で [新しいクエリ] ボタンをクリックし、[データベース エンジン クエリ] をクリックします。
データベース エンジン クエリ ウィンドウで次のクエリを実行します。instanceDatabase にはインスタンス データベースの名前、instanceSchema にはインスタンス スキーマ名を指定してください。
USE [instanceDatabase]; SELECT Top(1) * FROM [instanceDatabase].[instanceSchema].[NSVersionInfo] ORDER BY [VersionId] DESC;
参照
その他の技術情報
nscontrol listversions コマンド
インスタンス、アプリケーション、およびコンポーネントの状態表示
@@VERSION (Transact-SQL)