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スクリプトのデバッグ

更新 : 2006 年 7 月 17 日

記述したスクリプトは、スクリプト タスクが Microsoft Visual Studio for Applications (VSA) 環境で使用します。

VSA では、ブレークポイントを設定してスクリプト化します。ブレークポイントは VSA で管理できますが、SSIS デザイナで用意されている [ブレークポイントの設定] ダイアログ ボックスを使用しても管理できます。詳細については、「制御フローのデバッグ」を参照してください。

ms142157.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
デバッグ中、スクリプト タスクではブレークポイントを使用できますが、スクリプト コンポーネントではブレークポイントを使用できません。スクリプト コンポーネントをデバッグする方法の推奨事項については、「スクリプト コンポーネントのコーディングおよびデバッグ」を参照してください。

[ブレークポイントの設定] ダイアログ ボックスには、スクリプト ブレークポイントが含まれています。スクリプト ブレークポイントは、ブレークポイントの一覧の一番下に表示され、ブレークポイントが設定されている行番号と関数の名前を表示します。スクリプト ブレークポイントは、[ブレークポイントの設定] ダイアログ ボックスで削除できます。

実行時に、スクリプト タスクのコード行に設定されたブレークポイントは、パッケージ、またはパッケージ内のタスクやコンテナに設定されたブレークポイントと統合されます。デバッガは、スクリプト内のブレークポイントから、パッケージ、タスク、またはコンテナに設定されたブレークポイントまで実行できます。また、その逆の実行も可能です。たとえば、OnPreExecute イベントまたは OnPostExecute イベントを受け取ったときに発生するブレークの条件で、設定されたブレークポイントがパッケージにあり、スクリプト行にブレークポイントが設定されたスクリプト タスクがあるとします。この場合、パッケージは OnPreExecute イベントに関連付けられたブレークの条件で実行を中断し、スクリプト内のブレークポイントまで実行して、最終的に OnPostExecute イベントに関連付けられたブレークの条件まで実行できます。

ただし、パッケージ実行タスクによって呼び出される子パッケージの一部としてタスクが実行されている場合は、スクリプト タスクをデバッグできません。このような場合は、子パッケージのスクリプト タスク内で設定したブレークポイントは無視されます。

Visual Studio for Applications でブレークポイントを設定するには

参照

その他の技術情報

パッケージのデバッグ

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 7 月 17 日

変更内容 :
  • スクリプト コンポーネントがブレークポイントをサポートしないことを示す注意点を追加しました。

2006 年 4 月 14 日

変更内容 :
  • 子パッケージ内のスクリプトのブレークポイントの動作に関する説明を追加しました。