Integration Services アクセスを有効にするための Windows ファイアウォールの構成方法
Windows ファイアウォール システムは、コンピュータ リソースへの不正なアクセスを防ぎます。このファイアウォールを経由して Integration Services にアクセスするには、アクセスを有効にするようにファイアウォールを構成する必要があります。ファイアウォール システムにはいろいろな種類があります。Windows ファイアウォール以外のファイアウォールを実行している場合、使用しているシステム固有の情報については、そのファイアウォールのマニュアルを参照してください。次に示す手順は、Windows ファイアウォールに固有の手順です。
Windows XP ファイアウォールまたは Windows Server 2003 ファイアウォールを構成するには
コントロール パネルの [Windows ファイアウォール] をダブルクリックします。
[Windows ファイアウォール] ダイアログ ボックスで、[例外] タブをクリックし、[プログラムの追加] をクリックします。
[プログラムの追加] ダイアログ ボックスで、[参照] をクリックし、Program Files\Microsoft SQL Server\90\DTS\Binn フォルダに移動します。次に MsDtsSrvr.exe をクリックし、[開く] をクリックします。[OK] をクリックして、[プログラムの追加] ダイアログ ボックスを閉じます。
[例外] タブで、[ポートの追加] をクリックします。
[ポートの追加] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスに、「RPC(TCP/135)」またはその他のわかりやすい名前を入力します。次に、[ポート番号] ボックスに「135」と入力し、[TCP] をクリックにします。
重要 : Integration Services サービスは常にポート 135 を使用します。他のポートは指定できません。 [ポートの追加] ダイアログ ボックスで、必要に応じて [スコープの変更] をクリックし、既定のスコープを変更できます。
[スコープの変更] ダイアログ ボックスで、[ユーザーのネットワーク (サブネット) のみ] を選択するか、カスタムの一覧を入力し、[OK] をクリックします。
[OK] をクリックして [ポートの追加] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックして [Windows ファイアウォール] ダイアログ ボックスを閉じます。
参照
処理手順
Integration Services アクセスを有効にする Windows ファイアウォールの構成
その他の技術情報
Analysis Services アクセスに対して Windows ファイアウォールを構成する方法
SQL Server アクセスに対してファイアウォールを構成する方法