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RIGHT (SSIS)

文字列の右端から、指定された文字数を右側から数えた位置にある文字までの、文字式の一部を返します。

ms141162.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
SUBSTRING 関数を使用すると、左側から文字を抽出します。詳細については、「SUBSTRING (SSIS)」を参照してください。

構文

RIGHT(character_expression,integer_expression)

引数

character_expression

文字の抽出元となる文字式です。

number

返す文字数を示す整数式です。

戻り値の型

DT_WSTR

解説

integer_expressioncharacter_expression の長さよりも長い場合、この関数は character_expression を返します。

integer_expression が 0 の場合、関数は長さが 0 の文字列を返します。

integer_expression が負の値の場合、関数はエラーを返します。

number 引数には、変数および列を使用できます。

RIGHT は、DT_WSTR データ型でのみ機能します。character_expression 引数が DT_STR データ型の文字列リテラルまたはデータ列である場合は、RIGHT による演算の実行前に、暗黙的に DT_WSTR データ型にキャストされます。その他のデータ型は、明示的に DT_WSTR データ型にキャストされる必要があります。詳細については、「Integration Services のデータ型」および「キャスト (SSIS)」を参照してください。

引数のいずれかが NULL の場合、RIGHT は NULL を返します。

この例では、文字列リテラルを使用します。返される結果は "Bike" です。

RIGHT("Mountain Bike", 4)

この例では、Name 列の右端からの文字が、Times 変数で指定した文字数分返されます。Name の値が Touring Front Wheel で、Times が 5 の場合、返される結果は "Wheel" です。

RIGHT(Name, @Times)

この例でも、Name 列の右端からの文字が、Times 変数で指定した文字数分返されます。Times の値は整数データ型でなく、式には DT_I2 データ型への明示的なキャストが含まれています。Name の値が Touring Front Wheel で、Times が 4.32 の場合、返される結果は "heel" です。値の 4.32 は 4 に変換され、右側の 4 つの文字が返されます。

RIGHT(Name, (DT_I2)@Times))

参照

その他の技術情報

関数 (SSIS)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手