Foreach ループ コンテナの構成方法
この手順では、列挙子レベルおよびコンテナ レベルでのプロパティ式など、Foreach ループ コンテナを構成する方法について説明します。
Foreach ループ コンテナを構成するには
Business Intelligence Development Studio で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
[制御フロー] タブをクリックし、Foreach ループをダブルクリックします。
[Foreach ループ エディタ] ダイアログ ボックスで [全般] をクリックし、必要に応じて Foreach ループの名前と説明を変更します。
[コレクション] をクリックし、[Enumerator] 一覧から列挙子の型を選択します。
列挙子を指定し、列挙子のオプションを次のように設定します。
- Foreach File 列挙子を使用するには、列挙するファイルが含まれるフォルダを指定し、ファイル名と種類に対するフィルタを指定します。次に、完全修飾ファイル名を返すかどうかを指定します。また、サブフォルダを再帰的に使用して、より多くのファイルを列挙するかどうかを指定します。
- Foreach Item 列挙子を使用するには、[列] をクリックし、[For Each Item 列] ダイアログ ボックスで [追加] をクリックして列を追加します。[データ型] 一覧で各列のデータ型を選択し、[OK] をクリックします。
列の値を入力するか、一覧から値を選択します。メモ : 新しい行を追加するには、入力したセルの外側の任意の場所をクリックします。 メモ : 値が列のデータ型と互換性がない場合、テキストは赤で表示されます。 - Foreach ADO 列挙子を使用するには、[ADO オブジェクト ソース変数] の一覧で既存の変数を選択するか、または [新しい変数] をクリックして、列挙する ADO オブジェクトの名前を保持する変数を指定します。次に、列挙モードのオプションを選択します。
新しい変数を作成する場合、[変数の追加] ダイアログ ボックスで変数のプロパティを設定します。 - Foreach ADO.NET Schema Rowset 列挙子を使用するには、[接続] 一覧で既存の ADO.NET 接続を選択するか、または [新しい接続] をクリックします。次に、スキーマを選択します。
必要に応じて、[制限] をクリックしてスキーマの制限を選択するか、制限値が含まれる変数を選択するか、または制限値を入力します。次に、[OK] をクリックします。 - Foreach From Variable 列挙子を使用するには、[変数] 一覧で変数を選択します。
- Foreach NodeList 列挙子を使用するには、DocumentSourceType をクリックして一覧からソースの種類を選択し、DocumentSource をクリックします。選択した DocumentSourceType の値に応じて、一覧から変数またはファイル接続を選択するか、新しい変数またはファイル接続を作成するか、または [ドキュメント ソース エディタ] で XML ソースを入力します。
次に、EnumerationType をクリックし、一覧から列挙型を選択します。EnumerationType が [Navigator]、[Node]、または [NodeText] の場合、OuterXPathStringSourceType をクリックしてソースの種類を選択し、次に OuterXPathString をクリックします。設定した OuterXPathStringSourceType の値に応じて、一覧から変数またはファイル接続を選択するか、新しい変数またはファイル接続を作成するか、または外部の XML パス言語 (XPath) 式の文字列を入力します。
EnumerationType が [ElementCollection] の場合、OuterXPathStringSourceType と OuterXPathString を上記のように設定します。次に、InnerElementType をクリックして内部要素の列挙型を選択し、InnerXPathStringSourceType をクリックします。設定した InnerXPathStringSourceType の値に応じて、変数またはファイル接続を選択するか、新しい変数またはファイル接続を作成するか、または内部の XPath 式の文字列を入力します。 - Foreach SMO 列挙子を使用するには、[接続] 一覧で既存の ADO.NET 接続を選択するか、または [新しい接続] をクリックします。次に、使用する文字列を入力するか、[参照] をクリックします。[参照] をクリックした場合は、[SMO 列挙の選択] ダイアログ ボックスで、列挙するオブジェクトの種類と列挙型を選択し、[OK] をクリックします。
必要に応じて、[コレクション] ページの [式] テキスト ボックスにある参照ボタン ([...]) をクリックし、プロパティ値を更新する式を作成します。詳細については、「プロパティ式を作成する方法」を参照してください。
メモ : [プロパティ] 一覧に表示されるプロパティは、列挙子ごとに異なります。 必要に応じて、[変数のマッピング] をクリックし、オブジェクトのプロパティをコレクションの値にマップします。その後、次の操作を行います。
- [変数] 一覧で変数を選択するか、[<新しい変数>] をクリックして新しい変数を作成します。
- 新しい変数を追加する場合、[変数の追加] ダイアログ ボックスで変数のプロパティを設定し、[OK] をクリックします。
- Foreach Item 列挙子を使用する場合、[インデックス] の一覧で、インデックス値を更新できます。
メモ : インデックス値は、アイテム内のどの列が変数にマップされるかを示します。0 以外のインデックス値を使用できるのは、Foreach Item 列挙子だけです。
必要に応じて [式] をクリックし、[式] ページで Foreach ループ コンテナのプロパティ用のプロパティ式を作成します。詳細については、「プロパティ式を作成する方法」を参照してください。
[OK] をクリックします。
参照
概念
Foreach ループ コンテナ
制御フローに関する情報 (SSIS)