スクリプト タスクの例
更新 : 2006 年 4 月 14 日
スクリプト タスクは複数の用途を持つツールで、パッケージで使用すると、Integration Services に組み込まれているタスクでは満たせないほとんどすべての要件を満たすことができます。このトピックでは、使用できる機能の一部を示すスクリプト タスクのコード例について説明します。
メモ : |
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複数のパッケージでより簡単に再利用できるタスクを作成する場合は、これらのスクリプト タスク サンプルのコードを基にした、カスタム タスクの作成を検討してください。詳細については、「カスタム タスクの開発」を参照してください。 |
概要
コード例のトピック
このセクションに含まれるコード例では、Integration Services スクリプト タスクに組み込むことができる .NET Framework クラスのさまざまな使用方法を示します。
トピック | 説明 |
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フラット ファイルをチェックして、データ行が含まれているかどうかを判別し、結果を変数に保存して制御フローの分岐で使用できるようにします。 |
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ユーザー指定条件に適合するファイルのリストを収集し、後に Foreach from Variable 列挙子で使用できるように変数を設定します。 |
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System.DirectoryServices 名前空間のクラスを使用して、Integration Services 変数の値に基づき、Active Directory からユーザー情報を取得します。 |
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System.Diagnostics 名前空間のクラスを使用して、Integration Services パッケージ実行の進行状況を監視するときに使用できる、カスタム パフォーマンス カウンタを作成します。 |
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System.Drawing 名前空間のクラスを使用して、画像を JPEG 形式に圧縮し、そこからサムネイル画像を作成します。 |
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System.Drawing.Printing 名前空間のクラスを使用して、特定の用紙サイズをサポートするインストール済みのプリンタを探します。 |
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プレーン テキスト形式の代わりに HTML 形式でメール メッセージを送信します。 |
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Excel ファイル内のワークシートを一覧表示し、特定のワークシートが存在するかどうかチェックします。 |
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リモート プライベート メッセージ キューにメッセージを送信します。 |
その他の例
以下のトピックでも、スクリプト タスクに使用するコード例を紹介します。
トピック | 説明 |
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パッケージ変数の値が別の変数で指定した制限を超える可能性がある場合、パッケージの実行を継続するかどうかをユーザーに確認します。 |
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パッケージで定義された接続マネージャから、接続または接続情報を取得します。 |
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サーバー上のインターネット接続の状態に基づき、エラー、警告、または情報メッセージを返します。 |
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タスクによって処理されたアイテム数を、有効なログ プロバイダに記録します。 |