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Predict

Predict 関数は、指定された列に対して、予測された値、または値のセットを返します。

構文

Predict(<scalar column reference>, [option1], [option2],    , [INCLUDE_NODE_ID], n)
Predict(<table column reference>, [option1], [option2],    , [INCLUDE_NODE_ID], n)

適用対象

スカラ列参照またはテーブル列参照です。

戻り値の型

<scalar column reference>

または

<table column reference>

戻り値の型は、この関数が適用される列の型によって異なります。

解説

オプションには、EXCLUDE_NULL (既定)、INCLUDE_NULL、INCLUSIVE、EXCLUSIVE (既定)、INPUT_ONLY、および INCLUDE_STATISTICS が含まています。

ms132190.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
INCLUSIVE、EXCLUSIVE、INPUT_ONLY、および INCLUDE_STATISTICS はテーブル列の参照にのみ適用され、EXCLUDE_NULL および INCLUDE_NULL はスカラ列の参照にのみ適用されます。

INCLUDE_NODE_ID パラメータは、結果に $NODEID 列を返します。NODE_ID は、特定のケースに対して予測が実行されるコンテンツ ノードです。このパラメータは、テーブル列での予測の場合は省略可能です。

n パラメータは、テーブル列に適用されます。これにより、予測の種類に基づいて、返される列の数が設定されます。基礎列がシーケンスの場合は、PredictSequence 関数を呼び出します。基礎列が時系列の場合は、PredictTimeSeries 関数を呼び出します。予測の種類が結合型の場合、PredictAssociation 関数を呼び出します。

Predict 関数は多態性をサポートしています。

使用される頻度の高い代替省略形は次のとおりです。

  • [Gender] は、Predict([Gender], EXCLUDE_NULL) の代替形です。
  • [Products Purchases] は、Predict([Products Purchases], EXCLUDE_NULL, EXCLUSIVE) の代替形です。
ms132190.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
この関数の戻り値の型は、列の参照として扱われる元の型と同じです。つまり、Predict 関数は、列の参照を引数として扱う他の関数で引数として使用することができます (Predict 関数自身は除く)。

INCLUDE_STATISTICS をテーブル値列での予測に渡すと、メタ列 $Probability および $Support が結果のテーブルに追加されます。これらのメタ列は、入れ子になった関連テーブルのレコードが存在する確率を説明します。

次の例は、Predict 関数を使用して、Adventure Works データベースの製品で、一緒に販売される可能性が最も高い 4 つの製品を返します。この関数は、アソシエーション ルール マイニング モデルに対して予測を行うため、前述のように PredictAssociation 関数を自動的に使用します。

SELECT
  Predict([Association].[v Assoc Seq Line Items],INCLUDE_STATISTICS,4)
FROM
  [Association]

参照

関連項目

データ マイニング拡張機能 (DMX) 関数リファレンス
関数 (DMX)
クエリ型への関数のマップ (DMX)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手