OPENQUERY (DMX)
ソース データ クエリを既存のデータ ソースへのクエリで置き換えます。INSERT、SELECT FROM PREDICTION JOIN、および SELECT FROM NATURAL PREDICTION JOIN ステートメントは OPENQUERY をサポートします。
構文
OPENQUERY(<named datasource>, <query syntax>)
引数
- named datasource
Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) のデータベースに存在するデータ ソースです。
- query syntax
行セットを返すクエリ構文です。
解説
サーバー上で使用できるデータ ソースのリストを取得するには、MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES スキーマ行セットのクエリを行います。MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES の使用に関する詳細については、「MDSCHEMA_INPUT_DATASOURCES 行セット」を参照してください。
OPENQUERY はデータ ソース権限をサポートしているので、外部データへのアクセスをより安全に行うことができます。接続文字列はデータ ソースから直接取り込まれるので、管理者はデータ ソースのプロパティを使用して、データへのアクセスを管理することができます。データ ソースの詳細については、「データ ソースの操作 (Analysis Services)」を参照してください。
例
次の例では、Analysis Services データベースで既に定義されている MyDS データ ソースを使用して、AdventureWorksDW データベースへの接続を作成し、vTargetMail ビューのクエリを行っています。
OPENQUERY (MyDS,'SELECT TOP 1000 * FROM vTargetMail')
参照
関連項目
<source data query>
データ マイニング拡張機能 (DMX) データ操作ステートメント
データ マイニング拡張機能 (DMX) ステートメント リファレンス