次の方法で共有


RangeMax

離散化列に対して検出された予測済みバケットの上端を返します。

構文

RangeMax(<scalar column reference>)

適用対象

スカラ列です。

戻り値の型

スカラ値です。

解説

RangeMax 関数は、SELECT DISTINCT FROM <model> (DMX) クエリで使用できます。この型のクエリで使用される場合、スカラ列の参照には、予測可能列または入力列のいずれかである連続列または不連続列を含めることができます。

SELECT FROM <model> PREDICTION JOIN (DMX) と使用する場合、RangeMin, RangeMid 関数、および RangeMax 関数は、指定されたバケットの実際の範囲値を返します。たとえば、離散化列で予測を実行する場合、クエリは予測されたバケット数を離散化列に返します。RangeMin 関数、RangeMid 関数、および RangeMax 関数は、予測が指定したバケットを説明します。RangeMax 関数を PREDICTION JOIN ステートメントと使用した場合、スカラ列の参照は、不連続列および予測可能列のみを含むことができます。

次の例は、Decision Tree マイニング モデルの Yearly Income 連続列に対する最小値、最大値、および平均値を返します。

SELECT DISTINCT 
    RangeMin([Yearly Income]) AS [Bucket Minimum],
    RangeMid([Yearly Income]) AS [Bucket Average], 
    RangeMax([Yearly Income]) AS [Bucket Maximum]
FROM [TM Decision Tree]

参照

関連項目

データ マイニング拡張機能 (DMX) 関数リファレンス
関数 (DMX)
クエリ型への関数のマップ (DMX)
RangeMid
RangeMin

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手