ステートメントの実行 (ODBC)
SQL Native Client ODBC ドライバでは、SQL Server データベースで SQL ステートメントを実行するためのさまざまな方法が提供されます。
- 直接実行
- 準備実行
直接実行では、SQLExecDirect 関数を使用して実行するために、Transact-SQL ステートメントを含む文字列を作成して送信する必要があります。準備実行では、Transact-SQL ステートメントを含む文字列を作成してから、そのステートメントを 2 段階に分けて実行します。最初の段階では、SQLPrepare 関数を使用して、データベース エンジン でステートメントの実行プランを解析およびコンパイルします。次の段階では、SQLExecute 関数を使用して、事前に準備した実行プランを実行します。この方法では、各実行にかかる解析とコンパイルのオーバーヘッドが節約されます。準備実行は、通常、同一のパラメータ化された SQL ステートメントを繰り返し実行するアプリケーションで使用されます。
どちらの実行方法でも、Transact-SQL ステートメントまたは SQL ステートメントのバッチを 1 つ実行でき、ステートメントからストアド プロシージャを呼び出すことができます。