MDSCHEMA_PROPERTIES 行セット
データベース内のメンバのプロパティについて記述します。
行セットの列
MDSCHEMA_PROPERTIES 行セットには、次の列が含まれています。
列名 | 型インジケータ | 長さ | 説明 |
---|---|---|---|
CATALOG_NAME |
DBTYPE_WSTR |
データベースの名前。 |
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SCHEMA_NAME |
DBTYPE_WSTR |
このプロパティが所属するスキーマの名前。プロバイダでスキーマがサポートされていない場合は、NULL になります。 |
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CUBE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
キューブの名前。 |
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DIMENSION_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
ディメンションの一意の名前。修飾によって一意の名前を生成するプロバイダのために、この名前の各コンポーネントは区切り記号付きです。 |
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HIERARCHY_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
階層の一意の名前。修飾によって一意の名前を生成するプロバイダのために、この名前の各コンポーネントは区切り記号付きです。 |
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LEVEL_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
このプロパティが所属するレベルの一意の名前。プロバイダで名前付きレベルがサポートされていない場合は、このフィールドに対して DIMENSION_UNIQUE_NAME 値が返されます。修飾によって一意の名前を生成するプロバイダのために、この名前の各コンポーネントは区切り記号付きです。 |
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MEMBER_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
このプロパティが所属するメンバの一意の名前。名前付きレベルをサポートしないデータ ストアや、プロパティがメンバ単位であるデータ ストアに対して使用されます。プロパティがレベル内のすべてのメンバに適用される場合、この列は NULL になります。修飾によって一意の名前を生成するプロバイダのために、この名前の各コンポーネントは区切り記号付きです。 |
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PROPERTY_TYPE |
DBTYPE_I2 |
プロパティの種類を指定するビットマップ。
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PROPERTY_NAME |
DBTYPE_WSTR |
プロパティの名前。プロパティのキーがプロパティの名前と同じである場合、PROPERTY_NAME は空白になります。 |
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PROPERTY_CAPTION |
DBTYPE_WSTR |
プロパティに関連付けられ、主に表示目的に使用されるラベルまたはキャプション。キャプションが存在しない場合は、PROPERTY_NAME を返します。 |
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DATA_TYPE |
DBTYPE_UI2 |
プロパティのデータ型。 |
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CHARACTER_MAXIMUM_LENGTH |
DBTYPE_UI4 |
プロパティのデータ型が文字、バイナリ、またはビットである場合は、プロパティで可能な最大の長さになります。 ゼロは、最大の長さが定義されていないことを意味します。 他のすべてのデータ型である場合は、NULL を返します。 |
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CHARACTER_OCTET_LENGTH |
DBTYPE_UI4 |
プロパティのデータ型が文字またはバイナリである場合は、プロパティで可能な最大の長さをバイト単位で表したものになります。 ゼロは、最大の長さが定義されていないことを意味します。 他のすべてのデータ型である場合は、NULL を返します。 |
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NUMERIC_PRECISION |
DBTYPE_UI2 |
プロパティのデータ型が数値である場合は、プロパティの最大有効桁数になります。 他のすべてのデータ型である場合は、NULL を返します。 |
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NUMERIC_SCALE |
DBTYPE_I2 |
データ型が DBTYPE_NUMERIC または DBTYPE_DECIMAL である場合は、小数点以下の桁数になります。 他のすべてのデータ型である場合は、NULL を返します。 |
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DESCRIPTION |
DBTYPE_WSTR |
プロパティに関して人が認識できる説明。説明が存在しない場合は NULL になります。 |
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PROPERTY_CONTENT_TYPE |
DBTYPE_I2 |
プロパティの種類。次のいずれかの列挙になります。
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SQL_COLUMN_NAME |
DBTYPE_WSTR |
キューブ ディメンションまたはデータベース ディメンションからの SQL クエリで使用されるプロパティの名前。 |
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LANGUAGE |
DBTYPE_UI2 |
LCID として表される翻訳。プロパティの翻訳に対してのみ有効です。 |
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PROPERTY_ORIGIN |
DBTYPE_UI2 |
プロパティが適用される階層の種類を識別します。
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PROPERTY_ATTRIBUTE_HIERARCHY_NAME |
DBTYPE_WSTR |
このプロパティの基になる属性階層の名前。 |
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PROPERTY_CARDINALITY |
DBTYPE_WSTR |
プロパティの基数。次のいずれかの文字列になります。
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MIME_TYPE |
DBTYPE_WSTR |
バイナリ ラージ オブジェクト (BLOB) の MIME の種類。 |
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PROPERTY_IS_VISIBLE |
DBTYPE_BOOL |
プロパティが表示されるかどうかを示すブール値。 プロパティが表示される場合は TRUE、表示されない場合は FALSE になります。 |
このスキーマ行セットは並べ替えられません。
制限の列
MDSCHEMA_PROPERTIES 行セットは、次の表に示されている列で制限できます。
列名 | 型インジケータ | 制限の状態 |
---|---|---|
CATALOG_NAME |
DBTYPE_WSTR |
必須 |
SCHEMA_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
CUBE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
DIMENSION_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
HIERARCHY_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
LEVEL_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
MEMBER_UNIQUE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
PROPERTY_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
PROPERTY_TYPE |
DBTYPE_I2 |
省略可。 |
PROPERTY_CONTENT_TYPE |
DBTYPE_I2 |
(省略可) 既定の制限は、MDPROP_MEMBER または MDPROP_CELL に適用されます。 |
PROPERTY_ORIGIN |
DBTYPE_UI2 |
(省略可) 既定の制限は、MD_USER_DEFINED または MD_SYSTEM_ENABLED に適用されます。 |
CUBE_SOURCE |
DBTYPE_UI2 |
(省略可) 次のいずれかの有効値を含むビットマップ。
既定の制限の値は 1 です。 |
PROPERTY_VISIBILITY |
DBTYPE_UI2 |
(省略可) 次のいずれかの有効値を含むビットマップ。
既定の制限の値は 1 です。 |