MDSCHEMA_CUBES 行セット
データベース内のキューブの構造について記述します。
行セットの列
MDSCHEMA_CUBES 行セットには、次の列が含まれています。
列名
型インジケータ
長さ
説明
CATALOG_NAME
DBTYPE_WSTR
データベースの名前。
SCHEMA_NAME
DBTYPE_WSTR
サポートされていません。
CUBE_NAME
DBTYPE_WSTR
キューブまたはディメンションの名前。ディメンション名の先頭にはドル記号 ($) が付いています。
メモ :
ディメンションから作成されたキューブを表示する権限は、サーバー管理者とデータベース管理者のみに与えられています。
CUBE_TYPE
DBTYPE_WSTR
キューブの種類。次の値が有効です。
- CUBE
- DIMENSION
CUBE_GUID
DBTYPE_GUID
サポートされていません。
CREATED_ON
DBTYPE_DBTIMESTAMP
サポートされていません。
LAST_SCHEMA_UPDATE
DBTYPE_DBTIMESTAMP
キューブの最終処理時刻。
SCHEMA_UPDATED_BY
DBTYPE_WSTR
サポートされていません。
LAST_DATA_UPDATE
DBTYPE_DBTIMESTAMP
キューブの最終処理時刻。
DATA_UPDATED_BY
DBTYPE_WSTR
サポートされていません。
DESCRIPTION
DBTYPE_WSTR
キューブについてのわかりやすい説明。
IS_DRILLTHROUGH_ENABLED
DBTYPE_BOOL
常に True を返すブール値。
IS_LINKABLE
DBTYPE_BOOL
キューブをリンク キューブ内で使用できるかどうかを示すブール値。
IS_WRITE_ENABLED
DBTYPE_BOOL
キューブが書き込み許可されているかどうかを示すブール値。
IS_SQL_ENABLED
DBTYPE_BOOL
SQL をキューブで使用できるかどうかを示すブール値。
CUBE_CAPTION
DBTYPE_WSTR
キューブのキャプション。
BASE_CUBE_NAME
DBTYPE_WSTR
このキューブが分析観点キューブである場合は、ソース キューブの名前。
ANNOTATIONS
DBTYPE_WSTR
(省略可) XML 形式のメモのセット。
行セットは、CATALOG_NAME、SCHEMA_NAME、CUBE_NAME を基準に並べ替えることができます。
制限の列
MDSCHEMA_CUBES 行セットは、次の表に示されている列で制限できます。
列名 | 型インジケータ | 制限の状態 |
---|---|---|
CATALOG_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
SCHEMA_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
CUBE_NAME |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
CUBE_SOURCE |
DBTYPE_UI2 |
(省略可) 次のいずれかの有効値を含むビットマップ。
既定の制限の値は 1 です。 |
Base Cube_Name |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |