rsLogonFailed
新規 : 2006 年 12 月 12 日
詳細
製品名 |
SQL Server |
製品バージョン |
9.0 |
製品ビルド番号 |
9.00.1399 |
イベント ID |
rsLogonFailed |
イベント ソース |
Microsoft.ReportingServices.Diagnostics.Utilities.ErrorStrings |
コンポーネント |
Reporting Services |
メッセージ テキスト |
ログオンに失敗しました (rsLogonFailed)。ログオン失敗: ユーザー名を認識できないか、またはパスワードが間違っています。(ReportingServicesLibrary) |
説明
データ ファイルまたは外部画像ファイルを取得するため、レポート サーバーが権限を借用して外部コンピュータに接続しようとし、その接続要求が拒否された場合に、このエラーが発生します。原因はいくつかあります。
- データ ソースのプロパティで構成されているアカウントが、対象データ ソースに対して有効ではありません。たとえば、Windows 統合セキュリティを指定する場合は、レポートを実行する各ユーザーのドメイン ユーザー アカウントに、ログオンして対象データベースからデータを取得するための権限が与えられている必要があります。
- 自動レポート処理アカウントを構成している場合、アカウントまたはパスワードが無効です。自動レポート処理アカウントの構成は省略可能です。ただし、このアカウントを構成した場合は、アカウントとパスワードの設定を管理し、常に最新の状態にしておく必要があります。
- 保存されている Windows ドメイン ユーザー アカウントの資格情報を使用するようにデータ ソース プロパティを構成している場合、アカウントまたはパスワードが正しくありません。
- 保存されている Windows ドメイン ユーザー アカウントの資格情報を使用するようにデータ ソース プロパティを構成していますが、そのアカウントに対して、レポート サーバー コンピュータへローカルにログオンする権限が与えられていません。
- カスタム認証またはフォームベースの認証を使用している場合、このエラーは、認証要求が失敗したことを示します。
操作
データベース権限を構成する方法については、データベース サーバーの製品ドキュメントを参照してください。
自動レポート処理アカウントを更新するには、Reporting Services 構成ツールを起動し、[実行アカウント] ページを開き、[実行アカウントの指定] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。ユーザー アカウントとパスワードを入力し、パスワードを再入力して、[適用] をクリックします。アカウントを削除する場合は、このチェック ボックスをオフにして、[適用] をクリックします。
レポート データ ソースからデータを取得するため、使用している Windows ドメイン ユーザー アカウントに "ローカル ログオンを許可する" ユーザー権利を割り当てるには、次の操作を実行します。
- 管理ツールで、ローカル セキュリティ ポリシーを開きます。
- [セキュリティの設定] の下の [ローカル ポリシー] を展開し、[ユーザー権利の割り当て] をクリックします。
- 詳細ペインで [ローカル ログオンを許可する] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [ユーザーまたはグループの追加] をクリックします。
- [場所] をクリックし、検索するドメインまたは別の場所を指定し、[OK] をクリックします。
- 対話的なログインを許可する Windows アカウントを入力し、[OK] をクリックします。
- [ローカル ログオンを許可するのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
- 選択したアカウントに、拒否する権限がないことを確認します。
- [ローカルでログオンを拒否する] を右クリックし、[プロパティ] を右クリックします。
- 該当するアカウントが表示されている場合は、そのアカウントを選択して [削除] をクリックします。
参照
その他の技術情報
自動実行されるレポート処理用のアカウントの構成
資格情報と接続情報の指定