既定の配信拡張機能を構成する方法 (レポート マネージャ)
新規 : 2006 年 12 月 12 日
配信拡張機能は、レポートを目的の場所に配信する際にサブスクリプションで使用されます。レポート サーバーの電子メールおよびファイル共有の配信は、Reporting Services に含まれている拡張機能です。カスタム配信をサポートするため、独自の拡張機能またはサード パーティの拡張機能を配置している場合は、これら以外の配信拡張機能もレポート サーバーに含まれている可能性があります。
通常、ドロップダウン リスト内の配信拡張機能の順序は、RSReportServer.config ファイルの配信拡張機能のエントリの順序に基づいています。ただし、レポート マネージャを使用してサブスクリプションを作成する場合、サブスクリプションを作成するときにどの配信拡張機能が最初に表示されるかを指定できます。
既定の配信拡張機能を明示的に構成しない場合、レポート マネージャではレポート サーバーの電子メールが既定として使用されます。レポート サーバーが電子メール配信に対して構成されていない場合は、ファイル共有配信が既定の配信の種類になります。
電子メール配信を後で構成する場合でも、ファイル共有配信やその他の配信拡張機能を既定にするように決定した場合は、構成設定を変更して新しい既定値を指定できます。
レポート マネージャでファイル共有配信を既定の配信拡張機能として使用するには
テキスト エディタで RSWebApplication.config ファイルを開きます。
<Report Server FileShare> セクションに、次のエントリを貼り付けます。
<Extension Name="Report Server FileShare" Type="Microsoft.ReportingServices.FileShareDeliveryProvider.FileShareUIControl,ReportingServicesFileShareDeliveryProvider"> <DefaultDeliveryExtension>True</DefaultDeliveryExtension> </Extension>
<Report Server Email> で、<DefaultDeliveryExtension> を False に変更します。
このファイルを保存します。
参照
処理手順
レポート サーバーを電子メール配信用に構成する方法 (Reporting Services 構成)
レポート サーバーのファイル共有の配信用に共有フォルダを作成する方法
概念
RSWebApplication 構成ファイル
Reporting Services でのファイル共有の配信
Reporting Services の電子メール配信
電子メール配信用のレポート サーバーの構成