マルチサーバー メンテナンス プランを作成する方法
新規 : 2006 年 12 月 12 日
マルチサーバー メンテナンス プランを作成するには、メンテナンス プラン ウィザードを使用するか、デザイン画面を使用します。基本的なメンテナンス プランを作成する場合は、ウィザードが最適です。それに対して、デザイン画面を使用してプランを作成すると、高度なワークフローを利用できます。
マルチサーバー メンテナンス プランを作成するには、1 台のマスタ サーバーと 1 台以上の対象サーバーを含むマルチサーバー環境を構成する必要があります。マルチサーバー メンテナンス プランは、マスタ サーバー上で作成および管理する必要があります。このプランは対象サーバー上でも表示できますが、対象サーバーでは管理できません。
メンテナンス プランを作成または管理するには、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバである必要があります。ユーザーが sysadmin 固定サーバー ロールのメンバである場合のみ、オブジェクト エクスプローラにメンテナンス プランが表示されます。
マルチサーバー環境でメンテナンス プランを作成または管理するには、追加の構成が必要です。詳細については、「メンテナンス プラン」および「エンタープライズ全体の管理の自動化」を参照してください。
メンテナンス プラン ウィザードを使用してマルチサーバー メンテナンス プランを作成するには
オブジェクト エクスプローラでサーバーを展開し、[管理] を展開します。
[メンテナンス プラン] を右クリックし、[メンテナンス プラン ウィザード] をクリックします。
ウィザードの手順に従って、マルチサーバー メンテナンス プランを作成します。
デザイナを使用してマルチサーバー メンテナンス プランを作成するには
オブジェクト エクスプローラでサーバーを展開し、[管理] を展開します。
[メンテナンス プラン] を右クリックし、[新しいメンテナンス プラン] をクリックします。
[新しいメンテナンス プラン] ダイアログ ボックスに、プランの名前を入力します。
ツールボックスが開きます。さらに、[<メンテナンス プラン名> [デザイン]] 画面が開き、既定で Subplan_1 が作成されます。必要に応じて、[デザイン] タブにプラン全体の説明を入力します。
[Subplan_1] をダブルクリックし、[サブプランのプロパティ] ダイアログ ボックスにサブプランの名前と説明を入力します。[サブプランのスケジュール] アイコンをクリックし、[ジョブ スケジュールのプロパティ] ダイアログ ボックスでスケジュールの詳細を入力します。
サブプランを作成するには、ツールボックスからデザイン画面にタスク フロー要素をドラッグ アンド ドロップし、実行するタスクを定義します。タスクをダブルクリックしてダイアログ ボックスを開き、タスクのオプションを構成します。
タスク間のワークフローを定義するには、最初に実行するタスクをクリックし、Ctrl キーを押しながら次に実行するタスクをクリックします。いずれかのタスクを右クリックし、[優先順位制約の追加] をクリックします。
サブプランを実行する対象サーバーを選択するには、[サーバー] をクリックします。ローカル サーバーがマスタ サーバーとして構成されていない場合は、メンテナンス プラン デザイナではこのオプションは無効になります。
別のスケジュールで実行するタスクが含まれた新しいサブプランを追加するには、ツール バーの [サブプランの追加] をクリックします。
レポート オプションを指定するには、[レポートとログ記録] アイコンをクリックします。詳細な情報を保存するには、[拡張情報をログに記録する] チェック ボックスをオンにします。メンテナンス プランの結果情報を別のサーバーに書き込むには、[リモート サーバーにログを記録する] チェック ボックスをオンにします。ログ ファイル ビューアで結果を参照するには、[メンテナンス プラン] ノードまたは特定のメンテナンス プランを右クリックし、[履歴の表示] をクリックします。
参照
処理手順
メンテナンス プラン ウィザードのメンテナンス タスクを変更する方法
メンテナンス プランを作成する方法
メンテナンスのプランとサブプランを追加または削除する方法
マスタ サーバーを作成する方法 (SQL Server Management Studio)
対象サーバーを作成する方法 (SQL Server Management Studio)