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パラメータの操作 (レポート ビルダ)

新規 : 2006 年 7 月 17 日

パラメータは、レポートを実行したときに返されるデータの範囲を設定する変数です。パラメータには既定値を指定できます。また、レポートの実行者が値または値のセットを選択することもできます。

レポートにパラメータを追加しておけば、どのような情報を実行時に表示するかをレポートを表示するユーザーが制御できるようになります。たとえば、販売区域ごとの売上情報を表示するレポートを作成するとします。パラメータを追加して、表示する販売区域をユーザーに選択させるようにしておくと、レポートにはユーザーが選択した販売区域の売上情報のみが表示されます。ユーザーは、パラメータ リストから他の販売区域を選択して再度レポートを実行することで、他の販売区域の売上情報を表示できます。

Aa337229.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
パラメータは行レベルのセキュリティ確保のためには使用しません。特定の行のデータに関して、ユーザーまたはユーザー グループによる読み出しをパラメータで回避することはできません。レポート内に表示されるデータにセキュリティを適用するには、セキュリティ フィルタまたはモデル アイテム セキュリティを使用する必要があります。セキュリティ フィルタ使用の詳細については、データベース管理者やレポートに使用しているソース データの設計担当者に問い合わせてください。

レポートにパラメータを追加するには、[データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスを開き、パラメータとして使用するエンティティまたはフィールドに基づいてフィルタ句を作成し、そのエンティティまたはフィールドをクリックして [プロンプト] オプションを選択する必要があります。既定値を指定するには、フィルタ句で使用するエンティティまたはフィールドの値を入力するか選択します。レポートに追加できるパラメータの個数に制限はありません。

Aa337229.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
パラメータ リストの値は、並べ替えられずに表示される場合があります。

参照

処理手順

パラメータを追加または削除する方法 (レポート ビルダ)

概念

データの処理 (レポート ビルダ)
レポートのデザイン (レポート ビルダ)
フィルタの操作 (レポート ビルダ)

その他の技術情報

[データのフィルタ選択] ダイアログ ボックス (レポート ビルダ)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手