デスクトップ データベース ドライバーの診断
ドライバー マネージャーによってチェックされていない、または部分的にチェックされていないすべてのエラーと警告は、ドライバーによって処理されます。 また、ドライバーは、ネイティブ エラー (データ ソースによって返されるエラー) を SQLSTATEs にマップします。 ODBC プログラマー リファレンスに記載されている各関数には、条件とメッセージを指定する "Diagnostics" セクションが含まれています。
アプリケーションは SQLGetDiagRec を呼び出して、SQLSTATE、ネイティブ エラー コード、診断メッセージを取得します。 SQLGetDiagField を呼び出し、フィールドを指定すると、個々の診断フィールドが取得されます。 診断識別子のサポート レベルを次の表に示します。
DiagIdentifiers | サポート レベル |
---|---|
SQL_DIA_DYNAMIC_FUNCTION | サポートされていません |
SQL_DIAG_CLASS_ORIGIN | サポートされています。 このドライバーのバージョン 3.0 以降では、常に "ODBC 3.0" です。 |
SQL_DIAG_COLUMN_NUMBER | サポートされています |
SQL_DIAG_CURSOR_ROW_COUNT | サポートされていません |
SQL_DIAG_DYNAMIC_FUNCTION_CODE | サポートされていません |
SQL_DIAG_MESSAGE_TEXT | サポートされています |
SQL_DIAG_NATIVE | サポートされています |
SQL_DIAG_NUMBER | サポートされています |
SQL_DIAG_RETURNCODE | ドライバー マネージャーによってサポートされているが実装されている |
SQL_DIAG_ROW_COUNT | サポートされています |
SQL_DIAG_ROW_NUMBER | サポートされています |
SQL_DIAG_SERVER_NAME | サポートされていません |
SQL_DIAG_SQLSTATE | サポートされています |
SQL_DIAG_SUBCLASS_ORIGIN | サポートされています |