次の方法で共有


ProfileName プロパティ (レプリケーション)

ProfileName プロパティには、SQL Server Compact 3.5 (SQL Server Compact 3.5) サブスクライバで使用されるディストリビュータ側のマージ エージェント プロファイルの名前を指定します。プロファイルでは、タイムアウト値などの動作が定義されます。既定値は、ディストリビュータにプロファイルを作成し、ProfileName プロパティにその名前を指定することによって、オーバーライドできます。

構文

object.ProfileName [= value]

パラメータ

  • value
    エージェント プロファイル名

適用対象

SQL Server Compact 3.5 Replication オブジェクト

データ型

文字列

属性

読み取り/書き込み

プロトタイプ

HRESULT get_ProfileName(BSTR *pVal);
HRESULT put_ProfileName(BSTR newVal);

解説

プロファイルには、SQL Server 調整エージェントの動作を制御する一連のパラメータが含まれています。たとえば、SQL Server 調整エージェントで使用される LoginTimeOut および QueryTimeOut の値が指定されます。プロファイルは、ディストリビュータに格納されます。また、サブスクリプションが同期されるたびに読み取られます。詳細については、SQL Server オンライン ブックの「エージェント プロファイル」を参照してください。

プロファイルを使用すると、各サブスクライバで値を変更しなくても、同期用の主要なパラメータをすべてのサブスクライバに対して容易に変更できます。たとえば、プロファイルを共有する 5 つの SQL Server Compact 3.5 クライアントがあり、クエリのタイムアウト値を変更する場合は、プロファイル内で QueryTimeOut 値を変更するだけで、すべての SQL Server Compact 3.5 クライアントで変更後の QueryTimeOut 値が使用されます。

また、SQL Server Compact 3.5 クライアントごとに異なるプロファイルを作成することもできます。たとえば、ダイヤルアップ インターネット接続を使用する SQL Server Compact 3.5 クライアントで 1 つのタイムアウト値を使用し、高速イントラネット接続を使用するクライアントで別のタイムアウト値を使用することができます。ProfileName は、プロファイルの名前を指定するときに使用します。

ProfileName を指定しないと、既定のプロファイル値が使用されます。

ProfileName を指定すると、プロファイル内で指定した LoginTimeOut パラメータおよび QueryTimeOut パラメータにより、Replication オブジェクトで指定した LoginTimeOut プロパティおよび QueryTimeOut プロパティの値が上書きされます。

参照

リファレンス

LoginTimeout プロパティ (レプリケーション)
QueryTimeout プロパティ (レプリケーション)
Replication オブジェクトのプロパティ

ヘルプおよび情報

サポートについて (SQL Server Compact 3.5 Service Pack 1)