OLE DB アプリケーションの構築 (SQL Server Compact)
Microsoft Visual C++ を使用すると、Visual Studio 2008 IDE でネイティブ デスクトップおよびスマート デバイス アプリケーションを作成できます。このトピックでは、OLE DB Visual C++ アプリケーションの構築を開始するために必要な情報について説明します。
プロジェクトの作成
新しいアプリケーションを作成するには、最初に Visual Studio 2008 でプロジェクトを作成します。
新しいデスクトップ プロジェクトを作成するには
Visual Studio 2008 の [ファイル] メニューで、[新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの種類] の一覧から、[Visual C++] プログラミング言語を展開し、作成するプロジェクトの種類をクリックします。たとえば、ATL プロジェクトを作成する場合は [ATL] をオンにします。
プロジェクトの名前と場所を指定し、[OK] をクリックすると、Visual Studio によって新しいプロジェクトが作成されます。
新しいスマート デバイス プロジェクトを作成するには
Visual Studio 2008 の [ファイル] メニューで、[新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスの [プロジェクトの種類] の一覧から、[Visual C++] プログラミング言語を展開し、[スマート デバイス] をクリックします。
[テンプレート] の一覧から、作成するプロジェクトの種類を選択します。たとえば、ATL プロジェクトを作成する場合は [ATL スマート デバイス プロジェクト] をオンにします。
プロジェクトの名前と場所を指定し、[OK] をクリックします。
Visual Studio により、新しいプロジェクトが作成されます。
SQL Server Compact 3.5 OLE DB プロバイダのインクルード
OLE DB 対応アプリケーション構築の次の手順は、適切なヘッダー ファイルをインクルードすることです。アプリケーションのメイン エントリ ポイントに、SQL Server Compact 3.5 OLE DB プロバイダおよび SQL Server Compact 3.5 エラー ファイルの include ステートメントを追加します。
#include <sqlce_oledb.h>
#include <sqlce_err.h >
OLE DB プロバイダのインスタンスの作成
アプリケーションで OLE DB を使用する最後の手順は、プロバイダのインスタンスを作成することです。次のコードは、その方法を示しています。
hr = CoCreateInstance(CLSID_SQLSERVERCE, 0, CLSCTX_INPROC_SERVER, IID_IDBProperties, (void**) &pIDBProperties);
参照
概念
ネイティブ プログラミングの方法 (SQL Server Compact)
その他のリソース
OLE DB プロバイダ リファレンス (SQL Server Compact)