効率的な OLE DB 行セットの使用

Microsoft SQL Server Compact 3.5 (SQL Server Compact 3.5) の効率的なデータアクセスを計画する場合は、いくつかのルールを考慮する必要があります。

データアクセスのルール

OLE DB で DBPROP_IRowsetUpdate を VARIANT_TRUE に設定して遅延更新モードを使用する場合、SQL Server Compact 3.5 で一度に保留できる変更は 1 つだけです。この場合は、高速メカニズムを使用して内部で更新されます。
IRowset::RestartPosition はスクロール可能なカーソルと併用すると効率的ですが、スクロールできないカーソルと併用するとクエリが再実行されることがあります。詳細については、「OLE DB カーソル (SQL Server Compact)」を参照してください。
SQL Server Compact 3.5 は DBTYPE_WSTR との OLE DB 強制型変換をサポートしていますが、このエンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すには、できる限り、ネイティブなデータ型のバインドを使用してください。
SQL Server Compact 3.5 は、ISequentialStream および ILockBytes インターフェイスを通じて、サイズの大きな image 型と ntext 型の読み書きをサポートしています。詳細については、「OLE DB におけるサイズの大きなデータ型 (SQL Server Compact)」を参照してください。