DistributorSecurityMode プロパティ (レプリケーション)
DistributorSecurityMode プロパティには、ディストリビュータへの接続時に使用されるセキュリティ モードを指定します。
構文
object.DistributorSecurityMode [= value]
パラメータ
- value
ディストリビュータ側で適用されるセキュリティ モードを指定する SECURITY_TYPE 定数
適用対象
SQL Server Compact 3.5 Replication オブジェクト
データ型
SECURITY_TYPE
定数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
DB_AUTHENTICATION |
0 |
標準セキュリティ (既定値) |
NT_AUTHENTICATION |
1 |
統合セキュリティ |
属性
読み取り/書き込み
プロトタイプ
HRESULT get_DistributorSecurityMode(SECURITY_TYPE *pVal);
HRESULT put_DistributorSecurityMode(SECURITY_TYPE newVal);
解説
値が既定の DB_AUTHENTICATION に設定されている場合、ディストリビュータに接続する際には DistributorLogin および DistributorPassword が使用されます。値が NT_AUTHENTICATION の場合は、ディストリビュータの接続時に Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) の Windows ユーザー アカウントが使用されます。
ディストリビュータの接続プロパティを指定しない場合、パブリッシャとディストリビュータは同じ SQL Server インスタンス上にあると見なされ、ディストリビュータへの接続時にはパブリッシャの接続プロパティが使用されます。ただし、ディストリビュータの接続プロパティを 1 つでも設定した場合は、残りのプロパティもすべて設定する必要があります。
参照
リファレンス
DistributorLogin プロパティ (レプリケーション)
DistributorPassword プロパティ (レプリケーション)
Replication オブジェクトのプロパティ