[変更のマージ] オプションまたは [権限の確認] オプションを設定する方法
ここでは、SQL Server 2008 で [変更のマージ] オプションを構成する方法を学習します。[変更のマージ] オプションを有効にすると、データ変更をパブリッシャにアップロードする権限がマージ エージェントに与えられます。
[変更のマージ] オプションを構成するには
SQL Server を実行しているコンピュータで、SQL Server Management Studio を起動します。起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム]、[Microsoft SQL Server] の順にポイントして、[SQL Server Management Studio] をクリックします。
オブジェクト エクスプローラで、パブリケーションが格納されているコンピュータを展開し、[レプリケーション]、[パブリケーション] を順に展開します。
パブリケーション名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[アーティクル] ページを選択します。
アーティクルを選択し、[アーティクルのプロパティ] をクリックして [反転表示されたテーブル アーティクルのプロパティを設定] を選択します。[アーティクルのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
注意
[すべてのテーブル アーティクルのプロパティを設定] を選択すると、パブリケーション全体のプロパティを設定することもできます。
プロパティの一覧の [変更のマージ] セクションで、INSERT、UPDATE、および DELETE の権限を true または false に設定できます。これらのプロパティを true に設定すると、パブリッシャでのデータの挿入、更新、または削除の権限を持つユーザー ID でマージ エージェントが実行されていることが、SQL Server によって確認されます。
セキュリティ
[権限の確認] または [変更のマージ] オプションを指定すると、マージ エージェントのログオンがパブリケーション データベースで INSERT、UPDATE、DELETE の各ステートメントを実行する権限を持っていることが SQL Server によって確認されます。