[Objects] タブでのデータベース オブジェクトの管理
[Objects] タブでは、データベース、テーブル、およびインデックスを追加および削除できます。また、テーブルやインデックスの作成時に頻繁に使用する多数のプロパティを定義できます。ただし、テーブルやインデックスをより詳細に定義する場合は、[SQL] タブで SQL ステートメントを実行する必要があります。
データベースを作成するには
[Objects] タブで [Databases] フォルダを選択し、データベース接続ボタンをタップします。このボタンは緑色の矢印で示されています。このボタンが赤色の四角になっている場合は、他のデータベースに接続されています。ボタンをタップして接続を切断します。Microsoft SQL Server Compact 3.5 (SQL Server Compact 3.5) で一度に接続できるデータベースは 1 つだけです。
[Connect to SQL Server Compact 3.5] ダイアログ ボックスで、データベースのパスと名前を入力し、[New Database] をタップします。
データベースをパスワードで保護する場合は、[Password] ボックスにパスワードを入力します。[Sort] ボックスで、データベース照合順序を選択します。既定の照合順序である [General] は、Latin1_general に対応します。データベースを暗号化するには、[Encrypt] をクリックします。
注意
暗号化は、パスワードと組み合わせて使用する必要があります。また、暗号化には他の条件も適用されます。SQL Server Compact 3.5 のパスワードと暗号化の詳細については、「データベースのセキュリティ設定 (SQL Server Compact)」を参照してください。
[Create] をタップします。
テーブルを作成するには
[Objects] タブで、接続先のデータベースまたはデータベース接続の [Tables] フォルダを選択し、テーブルの作成ボタンをタップします。
[Table Definition] ダイアログ ボックスで、テーブルの名前を入力し、[Insert Column] をタップします。
[Column Definition] ダイアログ ボックスで、列のプロパティを指定します。列名、データ型、長さ (指定できる場合)、NULL 値の許容、有効桁数、小数点以下桁数、および ID を指定します。UNIQUE 制約や PRIMARY KEY 制約、および列の既定値を定義することもできます。
注意
UNIQUE 制約または PRIMARY KEY 制約が定義されたテーブルを作成するときは、SQL Server Compact 3.5 により自動的に一意のインデックスが生成されます。詳細については、「インデックスのプロパティの表示と変更」を参照してください。
SQL Server Compact 3.5 でサポートされるデータ型の詳細については、「データ型」を参照してください。
[Table Definition] ダイアログ ボックスに戻るには、[OK] をタップします。追加する列ごとに上記の手順を繰り返します。または、[OK] をタップして操作を終了します。
タップすると、テーブルが作成されます。 |
テーブルに列を追加するには
[Objects] タブで、データベースに接続して [Tables] フォルダを展開します。
列を追加するテーブルを展開し、[Columns] フォルダを選択して、列の追加定義ボタンをタップします。
[Column Definition] ダイアログ ボックスで、列のプロパティを指定します。列名、データ型、長さ (指定できる場合)、NULL 値の許容、有効桁数、小数点以下桁数、および ID を指定します。UNIQUE 制約や PRIMARY KEY 制約、および列の既定値を定義することもできます。列を作成するには、[OK] をタップします。
注意
UNIQUE 制約または PRIMARY KEY 制約が定義されたテーブルを作成するときは、SQL Server Compact 3.5 により自動的に一意のインデックスが生成されます。詳細については、「インデックスのプロパティの表示と変更」を参照してください。
タップすると、テーブルに列が追加されます。 |
SQL Server Compact 3.5 でサポートされるデータ型の詳細については、「データ型」を参照してください。
SELECT * FROM table_name ステートメントを実行するには
- [Objects] タブで、データベースに接続して [Tables] フォルダを展開し、テーブルを選択します。
- 実行ボタンをタップします。[Grid] タブに SELECT * FROM table_name ステートメントの結果が表示され、[Notes] タブにメッセージが表示されます。
タップすると、SELECT * FROM table_name ステートメントが実行されます。 |
システム テーブルの表示/非表示を切り替えるには
- [Objects] タブで、データベースに接続して [Tables] フォルダを選択し、システム テーブル ボタンをタップします。
タップすると、システム テーブルが表示されます。 |
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タップすると、システム テーブルが非表示になります。 |
インデックスを作成するには
- [Objects] タブで、データベースに接続して [Tables] フォルダを展開します。
- [Tables] フォルダで、インデックスを作成するテーブルを選択し、インデックスの作成ボタンをタップします。または、インデックスを作成するテーブルを展開し、[Indexes] フォルダを選択して、インデックスの作成ボタンをタップします。
- [Index Definition] ダイアログ ボックスに、インデックスの名前を入力します。インデックスが一意の場合は、[Unique] を選択します。
- [Columns] の一覧から、インデックスの基にする列を選択します。その列を基にインデックスを昇順に並べ替えるには、[A->] をタップします。その列を基にインデックスを降順に並べ替えるには、[D->] をタップします。インデックス キーの一覧から列を削除するには、その列を選択して [<-] をタッブします。
- [OK] をタップします。
注意
UNIQUE 制約または PRIMARY KEY 制約が定義されたテーブルを作成するときは、SQL Server Compact 3.5 により自動的に一意のインデックスが生成されます。詳細については、「インデックスのプロパティの表示と変更」を参照してください。
タップすると、インデックスが作成されます。 |
インデックス プロパティを表示および変更する方法の詳細については、「インデックスのプロパティの表示と変更」を参照してください。
データベースおよびデータベース オブジェクトを削除するには
- [Objects] タブでデータベースおよびデータベース オブジェクトを削除するには、目的のオブジェクトを選択し、削除ボタンをタップします。たとえば、Northwind サンプル データベースから Territories テーブルを削除する場合、[Territories] を選択して削除ボタンをタップします。Territories テーブルの TerritoryDescription 列のみを削除する場合は、[TerritoryDescription] を選択し、削除ボタンをタップします。いずれの場合も、オブジェクトを削除するかどうかを確認する警告メッセージが表示されます。
タップすると、データベース オブジェクトが削除されます。 |
このセクションの内容
トピック | 説明 |
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インデックス プロパティの使用方法について説明します。 |