一般的なエラー
次の表は、Microsoft SQL Server Compact 3.5 (SQL Server Compact 3.5) を使用する際に発生する可能性がある一般的なエラーと推奨されている解決策の一覧です。
ネイティブ エラー | エラー番号 | 解決策 |
---|---|---|
28037 |
80072EFD |
ユーザーのデバイスは、ネットワークに接続できる必要があります。たとえば、デバイスで、モデム、ネットワーク カード、または USB 接続が正しく動作していない場合が考えられます。 または Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) を実行するコンピュータが使用可能かどうかと、ISP またはネットワークが正しく機能しているかどうかを確認してください。 |
28017 |
80004005 |
仮想ディレクトリが正しく指定されているかどうかを確認してください。たとえば、URL が正しく入力されていない場合があります。 |
0 |
80045017 |
SQL Server Compact 3.5 レプリケーション プロバイダにスナップショット フォルダへの読み取りアクセス許可が必要です。SQL Server Compact 3.5 レプリケーション プロバイダが初期サブスクリプションをデバイスにダウンロードできるように、読み取りアクセス許可を設定してください。 SQL Server Compact 3.5 レプリケーション プロバイダの実行に使用する ID は、IIS 認証の構成方法によって異なります。 |
0 |
80045020 |
クライアントによって指定された列のデータ型とデータ長がサポートされているかどうかを確認してください。 SQL Server Compact 3.5 は、Unicode データ型のみをサポートします。ANSI 文字データ型はすべて、対応する Unicode データ型に変換されます。 たとえば、256 文字の char 列が含まれているテーブルにサブスクライブする場合、SQL Server Compact 3.5 ではこのテーブルが SQL Server Compact 3.5 ntext 列にマップされます。その後、ユーザーが 256 文字を超える値を持つレコードを ntext 列に追加すると、データはパブリッシャの char 列に適合できないのでエラーが発生します。 パブリッシャのスキーマを変更することによって、このようなデータ型マッピングを回避できない場合に、このエラーを修正するには、アプリケーションレベルのロジックを追加して、ユーザーがデバイスに入力できる文字数を制限してください。 |
28560 |
80040E14 |
パブリケーションのスナップショットの形式は、キャラクタ モードに設定されている必要があります。 |
25016 |
|
重複キー違反が発生していないかどうかを確認してください。 このような違反は、ユーザーが ID 列を持つテーブルにレコードを追加したときに発生する場合があります。テーブルがプルされた場合、ID 列はリモート データ アクセス (RDA) では管理されません。 または レプリケーション パブリケーションが、パブリケーションのテーブルの ID 列を管理するように構成されているかどうかを確認してください。 |
0 |
80004005 |
RDA Pull メソッドの OLEDBConnectionString パラメータに指定されているユーザー ID、パスワード、および初期カタログが正しいかどうかを確認してください。 |
25546 |
80040E14 |
partition_options が指定されたアーティクルのパラメータ化されたフィルタで参照されている列を変更していないことを確認してください。このようなアーティクル内のフィルタ処理された列は、読み取り専用としてマークされます。 |
28627 |
80040E4D |
SQL Server パブリッシャに使用されるパスワードが正しいことを確認してください。 |
29046 |
80040E09 |
ダウンロード専用のアーティクルを変更しようとしていないことを確認してください。ダウンロード専用のアーティクルの種類は、読み取り専用としてマークされます。 |
25027 |
このエラーは、CREATE/ALTER TABLE または INSERT/UPDATE の 2 つのインスタンスで発生することがあります。SQL Server Compact 3.5 では、固定列の行の長さが 8,060 バイトを超えることはできません。ただし、SQL Server Compact 3.5 では可変長の列を使用した理論上の制限 8,060 バイトを超える行 (NTEXT/IMAGE を含まない) は許可されます。たとえば、テーブルは、200 バイトの長さの 100 NVARCHAR 列を使用してエラーなしで作成できます。ただし、INSERT または UPDATE を使用して、可変長の CHAR データ型 (NVarChar) を持つ列の行を変更すると、これが行全体の長さが 8060 バイトを超える原因となり、エラーが発生します。 |