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デスクトップ コンピュータにアプリケーションをビルドおよび配置する方法

Microsoft SQL Server Compact 3.5 (SQL Server Compact 3.5) を基にしたアプリケーションは、他の Microsoft Windows アプリケーションと同様の方法で、デスクトップ コンピュータにビルドおよび配置できます。そのためには、適切な SQL Server Compact 3.5 .dll ファイルを参照する Windows アプリケーションを開発します。

SQL Server Compact 3.5 Windows アプリケーションをビルドおよび配置するには

  1. インストーラ (SSCERuntime-ENU.msi) を実行して SQL Server Compact 3.5 をインストールします。

  2. Microsoft Visual Studio 2008 プロジェクトで、%Program Files%\Microsoft SQL Server Compact Edition\v3.5\Desktop フォルダにある System.Data.SqlServerCe.dll ファイルへの参照を追加します。

  3. アプリケーションを対象のデスクトップ コンピュータにビルドおよび配置します。対象のデスクトップ コンピュータで、インストーラ (SSCERuntime-ENU.msi) を実行して SQL Server Compact 3.5 をインストールします。別の配置方法として、ClickOnce を利用する方法もあります。

    1. ClickOnce は、SQL Server Compact 3.5 でサポートされる Visual Studio 2008 の新しいソフトウェア インストール技術で、デスクトップ コンピュータにマネージ アプリケーションを配置するために使用します。ClickOnce を使用すると、Windows ベースのアプリケーションを Web サーバーやネットワーク上のファイル共有に容易に配置できるようになります。管理者は、サーバー上のファイルを更新するだけでアプリケーションを配置または更新できます。クライアントごとに更新を行う必要はありません。Visual Studio 2008 では、ClickOnce によって配置されたアプリケーションのパブリッシュや更新が完全にサポートされます。ClickOnce 配置は、Visual Basic、Visual C#、および Visual J# によって作成されたプロジェクトでは使用できますが、Visual C++ では使用できません。ClickOnce の詳細については、MSDN の ClickOnce のページを参照してください。

参照

概念

64 ビット データベース アプリケーションの管理

ヘルプおよび情報

サポートについて (SQL Server Compact 3.5 Service Pack 1)