プログラミング インターフェイスの使用
Microsoft Visual Studio 2008 を開発環境として使用するときに、SQL Server Compact 3.5 で利用できる API を以下に示します。
- .NET Compact Framework データ プロバイダ
- System.Data.SqlServerCe 名前空間 (SQL Server Compact 3.5 で使用)
- System.Data.Sqlclient 名前空間 (SQL Server で使用)
- OLE DB Provider for SQL Server Compact 3.5 (Microsoft eMbedded Visual C++ [eVC+] 言語を使用)
データベースを使用して作業するには、API で次の操作を行います。
- データベースへの接続を開きます。
- 特定の動作を制御するオプションを設定します。たとえば、カーソルを使用するかどうか、どの種類のカーソルを使用するか、更新を許可するかどうかなどを設定します。
- SQL ステートメントを実行します。必要に応じて、アプリケーションでプログラム変数を使用し、実行するステートメント用のパラメータ値を指定することもできます。アプリケーションで接続ごとに同時に実行できるステートメントは、1 つのみの場合と複数の場合があります。
- リターン コード、出力パラメータ、および結果セットのデータ値をプログラム変数に渡し、アプリケーションのロジックで使用できるようにします。ステートメントから返された結果セットが XML ドキュメントの形式である場合、アプリケーションから XML ドキュメントを使用するコンポーネントにその結果セットが渡されます。
- データベース内での作業が完了したら、接続を切断します。
プログラマは、SQL ステートメントと、データベース API の適切な使用法の両方を理解する必要があります。
参照
その他のリソース
ネイティブ プログラミング リファレンス (SQL Server Compact)
SQL リファレンス (SQL Server Compact)