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RdaBatchOption Enumeration

Push に関連付けられている行を 1 つのトランザクション内でバッチ処理するかどうかを指定します。

名前空間: System.Data.SqlServerCe
アセンブリ: System.Data.SqlServerCe (system.data.sqlserverce.dll 内)

構文

'宣言
Public Enumeration RdaBatchOption
public enum RdaBatchOption
public enum class RdaBatchOption
public enum RdaBatchOption
public enum RdaBatchOption

メンバ

メンバ名 説明
BatchingOff SQL Server Compact 3.5 で、SQL Server にプッシュされた行をバッチ処理しないことを示します。このサーバーは、1 行ずつ個別に処理を実行します。これは、既定の設定です。
BatchingOn SQL Server Compact 3.5 で、SQL Server にプッシュされた行を 1 つのトランザクションでバッチ処理することを示します。

解説

このプロパティは、SQL Server テーブルに送信された変更を SQL Server Compact 3.5 がバッチで処理するかどうかを指定します。既定の設定 (BatchingOff) では、挿入、更新、削除による変更が個別のトランザクションとして SQL Server テーブルに適用されます。この場合、各トランザクションが成功するかどうかは、他のトランザクションの成功に依存しません。BatchingOn では、すべての変更が 1 回のトランザクションとして送信されます。この場合、トランザクションが成功するためには、すべての変更が成功する必要があります。1 つの変更が失敗すると、トランザクション全体が失敗し、SQL Server テーブルはまったく変更されません。

BatchingOn および BatchingOff のいずれの場合も、発生したエラーの情報はすべてエラー テーブルに記録されます。最初に発生したエラーのみが記録されるということはありません。たとえば、BatchingOn を指定した場合、変更された 5 行のうち 3 行が失敗すると、変更内容はまったく転送されませんが、発生した 3 つのエラーがエラー テーブルに記録されます。BatchingOff を指定した場合は、同じ 3 つのエラーがエラー テーブルに記録されますが、成功した 2 行については正常に SQL Server のテーブルに反映されます。バッチ エラーの処理の詳細については、SQL Server Compact 3.5 オンライン ブックの「RDA の競合の検出と報告」を参照してください。

プラットフォーム

開発プラットフォーム

Windows Vista、Windows Mobile 5.0、Windows XP Professional with Service Pack 2 (SP2)、Windows Server 2003、Windows Mobile 2003 for Pocket PC、Windows CE 5.0
バージョン情報
.NET Framework および .NET Compact Framework
3.5 でサポート
.NET Framework
3.0 でサポート
.NET Compact Framework および .Net Framework
2.0 でサポート

参照

リファレンス

System.Data.SqlServerCe Namespace