SQL Server Compact サーバー エージェント ログについて
MicrosoftSQL Server Compact 3.5 サーバー エージェント ログ ファイルには、各レプリケーションの同期に関する情報と、リモート データ アクセス (RDA) 操作での Push、Pull、および SubmitSQL に関する情報が含まれています。サーバー エージェントのログ ファイル (sqlcesa35.log) では、以下の省略形でレプリケーション操作と RDA 操作が表されます。
RSCB (Replication Session Control Block)
各クライアントの操作を一意に識別する、自動的に値が増加される構造体です。Sqlcesa35.dll がロードされたときに、RSCB の値は 1 から始まります。Sqlcesa35.dll は、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) または IIS を実行しているコンピュータの再起動時にのみアンロードされます。
コマンド
次の表は、操作で実行されるコマンドの一覧です。コマンド
説明
OPNW
.in/.out ファイルを開いて、そのファイルにデータを書き込みます。書き込みが終了しても、ファイルは開いたままです。
OPWC
.in/.out ファイルを開いて、そのファイルにデータを書き込み、最後にファイルを閉じます。
OPNR
.in/.out ファイルを開いて、そのファイルからデータを読み取ります。
PUT
.in/.out ファイルにデータを書き込みます。
FTCH
.in/.out ファイルからデータを読み取ります。
CLOS
.in/.out ファイルを閉じます。
SYNC
サブスクライバとパブリッシャ間でデータを同期します。
SCHK
SYNC コマンドの完了を確認します。
PULL
RDA の Pull 操作です。
PUSH
RDA の Push 操作です。
SQL
RDA の SubmitSQL 操作です。
ACK
同期の成功または失敗を確認します。
Thread
アクティブ スレッドの序数です。HRESULT (HR)
特定のコマンドのエラーです。