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SQL Server Compact 3.0 および 3.1 をアップグレードする方法

以前のバージョンで作成されたデータベース ファイルを SQL Server Compact 3.5 で開くことはできません。データベース ファイルを SQL Server Compact 3.5 にアップグレードする必要があります。いったんアップグレードしたファイルは、以前のバージョンでは使用できなくなります。 以前のバージョンの SQL Server Compact (バージョン 3.1 または 3.0) で作成されたデータベース ファイルを開くには、[SQL Server Compact 3.5 データベースへのアップグレード] ダイアログ ボックスを使用するか、SqlCeEngine.Upgrade アプリケーション プログラミング インターフェイスを使用します。

注意

[アップグレード] ダイアログ ボックスは、SQL Server Management Studio、SQL Server Management Studio Express、および Visual Studio のサーバー エクスプローラで使用できます。

[SQL Server Compact 3.5 データベースへのアップグレード] ダイアログ ボックスを使用するには

  1. サーバー エクスプローラを開きます。

  2. [データ接続] を右クリックします。

  3. [接続の追加] をクリックします。

  4. [Microsoft SQL Server Compact 3.5] をクリックします。

  5. [常にこれを選択する] チェック ボックスをオンにします (省略可能)。[続行] をクリックします。

  6. [参照] をクリックして場所を指定するかパスを入力して、アップグレードするデータベース ファイルを指定します。

  7. 必要に応じて [パスワード] テキスト ボックスにパスワードを入力します。

  8. [接続テスト] をクリックして、以前のバージョンの SQL Server Compact 3.5 を使用して作成したデータベース ファイルを開くと、"選択したデータベースは旧バージョンの SQL Server Compact で作成されているため、接続を開いたりテストしたりする前に SQL Server Compact 3.5 にアップグレードする必要があります。新しいデータ接続を作成し、[接続の追加] ダイアログ ボックスの設定を完了することによって、データベースをアップグレードしてください。" というメッセージが表示されます。 

    注意

    SQL Server Compact 3.5 のファイル名拡張子は *.sdf で、以前のバージョンと同じです。ただし、SQL Server Compact 3.5 にアップグレードしたデータベース ファイルは、以前のバージョンの SQL Server Compact 3.5 を使用して開くことができなくなります。

  9. アップグレードした SQL Server Compact 3.5 データベースの出力先のパスには、[接続の追加] ダイアログ ボックスで指定したアップグレード前のファイルのパスが入力されます。このパスは変更できません。元のデータベースは同じフォルダに保存され、バックアップ (.bak) ファイルとして使用できます。[OK] をクリックします。[SQL Server Compact 3.5 データベースへのアップグレード] ダイアログ ボックスが表示されます。

  10. 新しいデータベースのパスワードを入力します (省略可能)。

  11. [OK] をクリックします。

関連項目

その他の技術情報

以前のバージョンからのアップグレード (SQL Server Compact)

SQL Server Compact バージョンのサイド バイ サイド サポート

データベース アップグレード ツールを使って SQL Server Compact 2.0 をアップグレードする方法

データベース アップグレード ツール (SQL Server Compact)

SQL Server Compact データベースへのアップグレード