次の方法で共有

WillMove イベントと MoveComplete イベント (ADO)

  • [アーティクル]

保留中の操作が Recordsetの現在位置を変更する前に、WillMove イベントが呼び出されます。 の MoveComplete イベントは、Recordset の現在の位置が変更された後に呼び出されます。

構文

  
WillMove adReason, adStatus, pRecordset  
MoveComplete adReason, pError, adStatus, pRecordset

パラメーター

adReason
このイベントの理由を示す EventReasonEnum 値です。 その値は 、adRsnMoveFirst、adRsnMoveLast、adRsnMoveNext、adRsnMovePrevious、adRsnMove、または adRsnRequery をできます。

pError の
Error オブジェクト。 adStatus の値が adStatusErrorsOccurred 場合に発生したエラーについて説明します。それ以外の場合、パラメーターは設定されません。

adStatus を する
EventStatusEnum 状態値。

WillMove 呼び出されると、イベントの原因となった操作が成功した場合、このパラメーターは adStatusOK を に設定されます。 このイベントが保留中の操作の取り消しを要求できない場合は、adStatusCantDeny を に設定されます。

MoveComplete 呼び出されると、このパラメーターは、イベントの原因となった操作が成功した場合は adStatusOK を、操作が失敗した場合は adStatusErrorsOccurred を するように設定されます。

WillMove 戻る前に、このパラメーターを adStatusCancel に設定して保留中の操作の取り消しを要求するか、このパラメーターを adStatusUnwantedEvent に設定して後続の通知を防ぎます。

MoveComplete 戻る前に、このパラメーターを adStatusUnwantedEvent に設定して、後続の通知を防ぎます。

pRecordset を する
Recordset オブジェクト。 このイベントが発生した Recordset。

備考

WillMove または MoveComplete イベントは、Recordset 操作が原因で発生する可能性があります。 開く、移動、移動 最初の、MoveLast、MoveNext、MovePrevious、AddNew、および Requery。 これらのイベントは、Filter、Index、Bookmark、AbsolutePage、および AbsolutePosition が原因で発生する可能性があります。 これらのイベントは、Recordset の子Recordset イベントが接続されていて、親 Recordset が移動された場合にも発生します。

adReason パラメーターを含むイベントのイベント通知を完全に停止するには、adStatus パラメーターを adReason 値adStatusUnwantedEvent に設定する必要があります。

関連項目

ADO イベント モデルの例 (VC++)
ADO イベント ハンドラーの概要
Recordset オブジェクト (ADO)