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Source プロパティ (ADO レコード)

Recordで表されるデータ ソースまたはオブジェクトを示します。

設定と戻り値

Recordで表されるエンティティを示すバリアント型 (Variant) 値を取得または設定します。

備考

Source プロパティは、Open メソッドの Record オブジェクトの Source 引数 返します。 絶対 URL または相対 URL 文字列を含めることができます。 ActiveConnection プロパティを設定せずに絶対 URL を使用すると、Record オブジェクトを直接開くことができます。 この場合、暗黙的な Connection オブジェクトが作成されます。

Source プロパティには、既に開いている Recordsetへの参照を含めることもできます。このプロパティを使用すると、Recordsetの現在の行を表す Record オブジェクトが開きます。

Source プロパティには、プロバイダーから 1 行のデータを返す Command オブジェクトへの参照を含めることもできます。

ActiveConnection プロパティも設定されている場合、Source プロパティは、その接続のスコープ内に存在するオブジェクトを指す必要があります。 たとえば、ツリー構造の名前空間では、Source プロパティに絶対 URL が含まれている場合、接続文字列内の URL によって識別されるノードのスコープ内に存在するノードを指す必要があります。 Source プロパティに相対 URL が含まれている場合は、ActiveConnection プロパティによって設定されたコンテキスト内で検証されます。

Source プロパティは、Record オブジェクトが閉じられている間は読み取り/書き込み可能で、Record オブジェクトが開いている間は読み取り専用です。

手記

http スキームを使用する URL は、Microsoft OLE DB Provider for Internet Publishingを自動的に呼び出します。 詳細については、「絶対 URL と相対 URL を参照してください。

適用対象

Record オブジェクト (ADO)

関連項目

Source プロパティ (ADO エラー)
Source プロパティ (ADO Recordset)